和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2717話 】
2021年 01月 24日 談

令和3年元旦  大安禅寺枯木堂の御真前にて

大安禅寺の多くの神仏にお供えされた鏡餅、1月20日が鏡開きで無病息災を祈願し家族で善哉にして食べるのですが、今年は寳勝寺に持参しお客様にお出ししました。

寳勝寺檀信徒 北條直敬様とともに

そもそも「善哉(ぜんざい)」の由来ですが諸説あり、10月の「神無月」に対し島根県出雲大社では「神在月(かみありつき)」と称して神前に供えられたお餅を10月31日に「神在餅(じんざいもち)」として小豆と一緒に煮て振舞われたところから、「神在(じんざい)」が転化して「ぜんざい」となったとあります。また「善哉」は仏教用語で、仏が弟子を褒める時に使う言葉で「よきかな」という意味です。あまりにも美味しい食べ物故に、「美味しい」という意味で「善哉」となったと有ります。

いつもお手伝い下さっている高倉様ご夫妻とともに

午前中にはお檀家の北條直敬様、午後からは高倉様ご夫妻そしてふれあいパーク霊苑スタッフの皆様が御誕生日の花束をプレゼントして下さり、和合茶礼をしました。

ふれあいパーク霊苑スタッフの皆様から 誕生祝の花束を頂きました

多事多難な状況の中に有って日々お仕事に従事されている皆様に「善哉!善哉!」 よきかな!よきかな!の感謝の気持ちを込めて、善哉の御利益があることを心より念じています。友峰和尚より

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