和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2656話 】
2020年 11月 24日 談

「 閑 日 」

3連休を終え今日は火曜日で休寺日でしたが、何もしないでじっとしていると次第に手足がこわばる感じがするため色紙書きをしました。

「 和 」

「 一期一会 」

何事もそうですが「日々これ新たなり」で、懈怠の心は加齢に伴い身心の働きを急激に衰えさせていき、墨書などをするとき如実にそのことを実感するものです。

「 行雲流水 」

私の母は寺の受付で御朱印書きを担当していましたが、晩年口癖のように「友峰、指先が上手く動かないわ。」と言いつつ筆を走らせていたのを思い出します。確かに母が80歳を越えたあたりから、字に力が無くなっていったように感じたものです。毎日書いていても斯くの如しですから、日々怠りなく筆を持つように努力しています。

「 福 」

「 日々好日 」

さて今日の書画色紙ですが、如何でしょうか?「字は体を表す」と言われているだけに「全集中」で書かねばなりません。日進月歩で努力あるのみですね。皆様が和尚の字を見て心安らいでくだされば幸いです。南無観世音菩薩 友峰和尚より

寳勝寺檀信徒 北條直敬様とともに

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