和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1344話 】
2017年 04月 23日 談

快晴の一日となりましたが、皆様には爽やかにお元気にお過ごしでしょうか? 今日のようなお天気は一年を通してもそんなに多くないと思いますが、日曜日ということも有ってのんびりと過ごすことが出来ました。午前中には、日頃から御厚誼頂いている岡島様が北陸三十三観音霊場を満願成就されたということで、霊場御朱印の掛軸を持参され、早速に満願成就の御祈祷をさせて頂きました。近年では再び全国の有名な霊場巡りがブームになっているとか。特に若い女子の皆さんには御朱印帳が人気で、別名「ご朱印女子」と呼ばれているそうです。

写真の如く、霊場の札所ごとに御本尊佛の名号が中央に記され、お参りされた事の証明と成ります。本来は各寺院に納経(写経を奉納)された記しとして御札(おふだ)を頂いたそうですが、近年では趣味で集められている方が増えて来ています。困った事に「御朱印札」がネットでオークションにかけられるほどの人気ぶりだとか。札所の各寺院がそれぞれに個性豊かな御朱印札を作成していることもブームに火をつけたようです。大安禅寺の御本尊は正十一面観世音菩薩ですから「大悲閣」または「大悲殿」と御札の中央に記し、右肩には「奉拝」と日付、左肩には各寺院の山号と寺名を記す決まりがあります。インターネットで「御朱印」と検索すると、全国の有名な札所の朱印を見る事が出来ますのでお試しください。

大安禅寺 の 御朱印

岡島様とともに / 大安禅寺 応接室にて

小林様御夫婦とともに

夕刻には金曜坐禅会員の小林永尚さんがご夫婦で来られました。先般御子息にご長男が誕生した際、和尚が命名書を墨書したことの御礼でした。小林さんは腕利きの大工師で、副住職との親交を深めている方です。子供の成長を心から願った穏やかな一日となったようです。友峰和尚より

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