和尚のちょっといい話
大安禅寺のソメイヨシノが満開となりました。世の中に美しいものは五万と有るかと思いますが、この時期に咲く桜の花は別格です! 兎に角、薄いピンク色から濃い桃色まで木々いっぱいに咲き誇る花の形には魅了されます。
大安禅寺境内の樹木育成に専心される 小森庭園主 末政幸憲氏
「花より団子」という言葉が有りますが、花無くしては団子など語れるものでは有りません。何が故にこのような言葉が作られたかと言えば「勝ち目のない」例えのようにも聞こえます。所謂あきらめの境地です。世の中あまりにも美しいものに出会うと、それを得ようとするものですが、それが得られないと思った途端に急にお腹がすくものです。確かに和尚も子供の頃、父親がよく足羽山の花見に連れて行ってくれたものです。どういうわけかおでんや団子を食べたのは覚えていますが、桜が咲いていたかどうかは記憶に有りません。でもすこぶる楽しかった事をよく覚えています。一年に一度のお花見です、大いに心を解放したいものですね。
昨日は北陸朝日放送「2時はどきどき」の番組に出演しましたが、番組内容も地元により密着したものになり、いつもよりリラックスして楽しむことが出来ました。東京各局の番組は最近、タレントさん中心の内容が多く、我々の日常生活とはかけ離れているように感じます。テレビ離れの進む現代社会ではコンパクトな情報が重要になってきているように思います。自分の周りには意外と面白くてためになる話題が多く存在します。いまや東京が中心ではなく、地方の個性豊かな番組が求められる時代に変化しつつあるようです。地方局に有っては地域に密着したドキュメンタリー番組を制作しながら、地元の活性化に繋げてほしいと願っています。ピコ!友峰和尚より
「2時はどきどき」ツイッターより 出演者の皆様とともに