和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第687話 】
2015年 07月 06日 談
元自民党幹部 全日本司厨士協会名誉総裁 武部 勤様・凉子様ご夫妻 / 大安禅寺 愈好亭にて
「全日本司厨士協会北陸地方本部・慰霊塔建立20周年記念物故者法要」が午前11時半より厳修されました。法要に先立ち、卑山・愈好亭にて、名誉総裁の武部勤様ご夫妻はじめ会長の宇都宮久俊様、役員の皆様との懇親のお茶席を設けましたが、今日の日和のように和やかな席と成りました。
月日の過ぎ行くのは本当に早いものです。世話人代表の加藤祥師様・黒味傳様が、「大安禅寺に物故者の慰霊塔を立てたい」とのことで来山されてから早や20年の歳月が流れました。その間、多くの司厨に携わる会員方々が他界され、慰霊塔に祀られて来ました。
物故者法要の様子 / 大安禅寺 本堂にて
慰霊塔に向かって参拝されているようす
毎年開催される物故者法要を通して亡くなられた御霊に感謝の真を捧げて参りましたが、本当に大切なことだと思います。先人の御徳を讃えてこその、今日の日本に於ける食文化の発展だと和尚は思います。雨上がりの静かな佇まいの境内にご法養の香の匂いが立ち込め、大いなる安らぎを感じ取ったものでした。
さて、目まぐるしく日々の法務が遂行されていきます。明日は七夕ですね。お盆の入りでも有りますので、どうか皆様、御先祖様へのご供養のお供物を願います。「霊」は「礼」でもあります。感謝の気持ちで過ごして参りたいものです。友峰和尚より