和尚のちょっといい話
大変おつかれさまでした、また日本で再会しましょう!
肌寒い気候ながら爽やかな秋風を受け、今日は久しぶりの休息日となり、9時にホテルを出発して一路ニューヨーク市内へと向かいました。昨日まで個展イベントに集中していた為、周りを見る余裕すら有りませんでしたが、今日は休養も兼ね市内観光に出かけました。野口社中の一部の方々が早朝に帰国されたため、総勢13名で一緒に出掛けたわけですが、ほとんどの方がニューヨークは初めてとあって世界の中心都市のダイナミックな高層建築群や風景に酔いしれることとなりました。
和尚は40年ほど前に来ましたが、その頃よりダントツに街が綺麗になっていることに驚きました。何もかもが人間のワザとは思えないほどの高層建築群にはさすがに圧倒され、40年前とは比べ物にならないほど建築物が増え、しかも建物が超高層となっていることに感動すら覚えたものでした。
十分に休息できたかどうかは分かりませんが、とにかく時差と寝不足と極度の疲れとが相まって、不思議な感覚の中での一日となりました。何事もそうですがやはり現場に来なければ実感できないものが有ります。写真やビデオの映像をもってしても現実に目の前に広がるニューヨークの絶景には息をのむほどでした。誰もが「素晴らしい!」「素晴らしい!」の連呼でした。
明日は今回の個展催事のメインイベント、ニューヨーク市民に対しての墨蹟パフォーマンスと坐禅指導が有ります。また野口先生はじめ社中の皆様は終日、華道デモンストレーションとワークショップ、そして夕方にはお茶会が予定されています。今日の市内観光の感動をもとに全力で頑張りたいと念じています。どうか日本の皆様からもお力を送って下さいますようお願い申し上げ、今日は早めに就寝したいと思います。友峰和尚より