和尚のちょっといい話
少林寺檀信徒 近藤家の年忌法要が修業されました / 野町 少林寺にて
連休2日目を迎えましたが、ここ数日コロナ感染が急激に拡大しているためか観光客も激減し、再び閑散とした寺町界隈となっています。午前10時半より野町少林寺に於いてお檀家・近藤家の年忌法要が営まれましたが、本日は幾分涼しい日和となり法要後には墓参も修業されました。
少林寺の墓苑にて 近藤家 お墓参り
少林寺の奥様を交え 御供養の茶礼をいたしました
近藤様は東京都在住のため御家族皆様は自家用車と飛行機で御来寺くださり、法要修業後は故人のお写真を偲びつつ久しぶりにゆっくり歓談することが出来ました。近藤様のご希望で東京よりご自身が持参された坐禅の時に使用する「警策(けいさく)」を用い、法要修業記念に肩を打って差し上げました。警策(けいさく)とは「警覚策励」を略した名前で、坐禅中に修行僧に対して使用されるものです。
警策を受けられる 近藤様
御子息 ご親族の男性方が 次々と
近藤家の皆様 この度は御参詣賜り 厚く御礼申し上げます
秋明菊 / 寳勝寺境内にて
夕刻 手老様御夫妻とともに
午後よりは昨日に引き続き「宙(そら)」での墓前供養が修業されましたが、読経中にも盂蘭盆墓参の方々が次々とお参りされていました。お盆期間中は県外よりふれあいパーク霊苑をご参詣される方も多く、本日は静岡県より手老様ご夫妻がご挨拶に来寺下さり、お寺は常に仏縁を結ぶところだけに本当に嬉しく思うものです。和尚の法話キャッチフレーズは「出会い・ふれあい・和みあい・ゆくゆくお互い拝み合い」ですから、皆様の御来寺を心よりお待ち申し上げております。友峰和尚より