和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第1865話 】
2018年 09月 26日 談
「人間50年 下天(げてん)の内をくらぶれば 夢幻の如くなり 一度生を得て 滅せぬ者のあるべきか・・・・」 戦国時代、織田信長が好んだとされる幸若舞(こうわかまい)「敦盛(あつもり)」の詞章の巻頭ですが、つくづく人間の半世紀などあっという間に過ぎ去って行くものです。今や百歳時代と言われていますが、加齢と共に時の過ぎゆく早さが増していくようで、50歳を過ぎた頃から急にスピードアップしたかのように一日の時間が短く感じるものです。ならば先日のテレビ番組で八十歳の男性がウインドサーフィンを楽しんでいる勇姿が放映されていましたが、もはや年齢など気にせず、いつまでも健康で元気で長生きしたいと願うものです。
「光明遍照十方世界 念佛衆生摂取不捨」 大本山妙心寺開山 関山慧玄禅師
大安禅寺での日常生活は、まるで時間が止まっているように感じ、実にゆったりした時間の中で過ごしていけるのは山中の雄大な自然環境から受ける癒しのリズムなのかも知れません。皆さん! 日々の生活で疲れやストレスを感じたら、思い切って一週間ぐらい静かな山中の温泉宿で湯治を兼ねて自然と共に過ごせば忽ち元気回復間違いなしと思いました。熱中症と夏バテ気味だった和尚の身体もどうやら再び全身に気が漲って来たようです!さてさて明日から頑張りましょう!頑張りましょう! 友峰和尚より