和尚のちょっといい話
イタリアからのお客様と思っていましたら、スイスからお見えでした。一泊二日の禅寺坐禅修行体験コースの、観光も兼ねたツアーの老若男女の方々でしたが、無事に終了することが出来ました。参加された皆様にとっては、何もかもが初めて触れる禅文化体験の世界だったことと察します。夕食は心づくしの精進料理で、朝食は禅寺お決まりメニューのお粥でしたから御口に合うかちょっと心配でしたがどうしてどうして、なかなか評判が良かったようでした。本日の写経体験も難なくこなされ、漢字のお経を筆でなぞらえて立派に仕上がったようです。兎に角、一泊二日の禅寺体験を無事に終了でき、安堵しました。
昨晩の薬石(夕食)にて 心づくしの精進料理 / 大安禅寺 書院
朝課 (朝のお勤め)
法鼓 を 披露しているところ
写経体験のようす
相変わらず法務内容が毎日変化していきます。午後からは新命副住職に代わり「生き生き法話」をしました。不思議なことに、参詣下さったお客様の中には十年ぶりにお会いしたご家族、そして金沢から寳勝寺にご縁を頂いている長川さんがお母様と参詣、また金沢兼務寺院・瑞光寺総代様ご夫妻も参加されるという、「御法縁づくし」の一日となりました。
本日の生き生き法話にて
野間さま 御一行様とともに
長川さん と お母様とともに
それにしましても今やWi-Fiは絶対必需装備となって来ているようです。卑山では早くからWi-Fiを設置していますが、外国人の方々は大変喜ばれていました。研修中にアイフォンの「ポン!ポン!」という特有の着信音がとっても不思議な感覚でした。グローバル社会!万歳! 世界中が狭く感じた一瞬でした。友峰和尚より
宿泊坐禅研修参加者の皆様とともに