和尚のちょっといい話
大相撲初場所は千秋楽を待たずに栃ノ心の優勝が決まり、和尚も思わず心から「おめでとう」の言葉を発しました。有終の美とは全くに彼のことであろうと思いました。どのような世界にでも言えるのは、「決してあきらめない」という事だと思います。あきらめずに努力を続けていると必ず幸運の機が訪れるのだと確信するものです。振り返れば白鵬、稀勢の里の両横綱が中途休場となり、鶴竜が終盤に4連敗するなど誰一人として知る由も無いわけで、このような現象が即ち栃ノ心の不退転の努力から来る「引き」だと思います。また母国ジョージアの妻と出産間もない子供が大きな力になったと有りますから、このことも幸運を引き込む原動力となったのは十分に察するところです。モンゴル人力士が何かと揶揄される中での外国人力士・栃ノ心の優勝は、相撲ファン日本国民に多くの問題提起をしたとも言えます。栃ノ心から発せられるインタビューの言葉は、貴乃花親方が言う「日本古来の伝統的相撲道の神髄」を語っているように思えたものでした。今回は日本人力士もよく奮闘しており、色々な相撲界に於ける不祥事事件解決の糸口と方向性を示した大相撲初場所だったと思います。
須貝総代様の御自宅にて 御仏壇での諷経
さて、昨晩は寳勝寺総代・須貝外喜夫様ご夫妻の御招きにより御法要後の夕食を馳走になりましたが、ここでもサプライズ!で和尚の古稀祝いをしてくださいました。御母堂様七回忌法要を厳修後、ご自宅での諷経に引き続いての御斎(おとき)の席での古稀祝い、きっと和尚の亡き母も古稀誕生日を喜んでくれているものと静かに合掌しました。
御斎の席にて
須貝総代様ご夫妻には心から感謝申し上げます。御母堂様の御霊の安らかならんことを慎んでお祈り申し上げます。友峰和尚より