和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第1114話 】
2016年 09月 05日 談
「滋賀北陸教区御詠歌発展拡充講習会」 / 滋賀県長浜市・良疇寺にて
午前10時半より、滋賀県長浜市・良疇寺を会場に「滋賀北陸教区御詠歌発展拡充講習会」が開催されました。和尚の友人が、福井市内で高齢者対象に「カエルの学校」を開校して好評を得ているそうですが、この「カエルの学校」とは「振り返る、甦える、若返る、見違える」を基本としているそうです。
この度のご詠歌講習会も高齢者の方が多く見受けられ、長年に渡ってご詠歌を練習されている方々です。ご詠歌の練習で声を出すことの意味にはおそらく、カエルの学校のような要素が含まれている事と思います。
未曾有の高齢者社会を迎えている今日に於いて、ご詠歌のように日頃から声を出すことは心身の老化防止にも大いに貢献しているのではないかと、会員皆様の行動を拝見していて思います。また、ご詠歌を通して自然な形で日常の礼儀作法が身についていくようです。「おかげさまのひと言で自分が変わり、ありがとうのひと言で世界が変わる」という言葉が有りましたが、習い事は人としての色々な心の道筋を教えてくれているようです。本日は、会員皆様には本当に長時間御苦労様でした。友峰和尚より