寶勝寺日誌
今朝の寳勝寺です。住職は早朝から、霊園内に茂っている笹竹を鉢植えにする作業をされています。今日は百万石まつりで駅前が賑わっているためか、寺町周辺は人通りがやや少なく、静かな土曜日の寺カフェとなりました。どこからか、かすかに太鼓の音が響いています。
ふさふさと茂る笹竹。背が高くなるとますます涼やかで格好が良くなり、緑の垣や目隠し、庭のアクセントにもなるそうです。
こちらは、久しぶりの中庭です。
今日は「大安禅寺・花菖蒲祭」初日ですが、ちょうど2年前に大安禅寺から寳勝寺へやって来た花菖蒲も、本日、今年第1輪目の花が咲きました。
五月の芍薬に引き続き、ひときわ存在感のある六月の花菖蒲です。
花菖蒲の真下に、白い撫子
写真ではお届けできず残念ですが、庭いっぱいクチナシの芳香です。
柏葉紫陽花、今年も見事です。
ぶどうの棚には、小さな果実が…
きょうかのこ が咲きはじめました。
五月も残すところ、あと2日です。今日の金沢は30℃近い気温となり、風も夏を運んでくるような暑さとなりました。そんななか、寳勝寺の式台玄関の庭では、「きょうかのこ」が優雅な花を咲かせはじめています。
そしてこちら、寳勝寺霊園の石垣の上では、昨日の住職のブログにも登場いたしました「グミの木」が、たくさんの実をつけています。
今日も、むくどり?でしょうか。くちばしの長い鳥たちが集まって来ていました。カメラを向けると途端に飛び立って行きましたが、またすぐに舞い戻って来ました。寳勝寺の周辺では一年じゅう野鳥の鳴き声がしていますが、なるほどグミを始め山椒、ぶどう、花梨、南天など、四季を通じてどこかで実が成っているようです。
美味しそうですが、手は伸びず…。
ペンステモン
チェリーセージ
爽やかな風の吹きぬける一日となりました。お寺の中はひんやりと涼しく、一年の中でももっとも過ごしやすい季節を迎えています。そんななか・・・
本日は、富山県から遠足で金沢へ来られたという学生の皆さん達が、「寺カフェ」にお越しくださいました。やや遠くからということでブログ掲載の御了解を頂き、パチリ写真撮影です。隣の部屋には他のお客さまもおられた為か、静か…にお茶されていたのが印象的でした。御来山、まことにありがとうございました! そして午後には…
長らく大安禅寺にお勤めされていた稲津さま、中嶋さま、そして島田さまが御来山くださり、寺カフェをご利用になって下さいました。いつも寳勝寺のブログをご覧下さっているということで、お部屋やお庭の花々を観賞されゆっくりとお過ごしいただくことが出来ました。いつも本当にありがとうございます。またのお越しを心よりお待ちしております!
定家葛 (テイカカズラ) ジャスミンに似た良い香りがしています。
春一番の花・ビオラもまだまだ満開です!
しばらく日誌をお休みさせて頂いていた間も、庭の花々がどんどん移り変わっています。暖かくなるにつれ「寺カフェ」にも多くのお客様がお越し下さるようになり、本当にありがたいことです。(…ですが、新しい開花を見逃すことが多くなり、残念複雑でもあります。)
どの庭も緑が濃くなってきましたが、山門前庭では今、ゆきのしたが満開となっています。
妖精のような、クリオネのような、可愛らしい花です
「心静かにして茶味香ばし」
大型連休後の最初の土曜日ですが、今日はお客様の年齢層がやや高めのようで(?)、にぎわいつつも大変静かなる寺カフェとなりました。
連休中には多くの皆様にお立ち寄り頂き、お茶を楽しみ又お参りして頂くことができました。普段、お堂の中は清浄な空気に包まれていますが、連休、多くの人が滞在されている際には、利用者の方々それぞれの「くつろぎオーラ」のような空気も加わり、お寺の癒し効果が何倍にもなっていたように感じました。お越しくださいました皆様に、厚く御礼を申し上げます。
さて、連休中に「宝勝寺・寺カフェ」をご利用くださった皆様へのご連絡ですが、色々な”お忘れ物”をお預かりしております。お心当たりのある方は、どうぞお気軽に事務局までお問い合わせくださいませ。
めまぐるしく忙しい連休を終え、今日はご法要の静かな一日となりました。ほんの数日のうちに、境内は緑がとても濃くなり、夏の景色へと移り変わっています。
ひめふうろ草
今年は、山門の前庭にあるハニーサックル(和名:突貫忍冬)が見事にたくさんの花を咲かせています。変わった形状の花で、ふわふわと風に揺れる姿は海の中のクラゲのようです。
本堂前のクレマチスと、二人静が咲き始めました。
式台玄関の前に、ひときわ可憐に咲いているピンク色のオダマキ。寺カフェのお客様にもとても人気です。
もうすぐ野菖蒲が開花します!
ゴールデンウィークも3日目となりました。寺カフェも大勢のお客様でにぎわい、盛況となっております。
スタッフの忙しさとは真逆に、お客様は大変大変リラックスして、のんびりと休養されています。「これまで、一度もお寺に入ったことがないです。」という若い方々や、「居心地が良すぎます。」と言われるご年配のグループなど、総じて喜んで頂いている様子で、とても嬉しくやりがいを感じています。
また、今年の連休にはもう一つ、うれしい出来事がありました。というのも、中庭の最奥の…
木塀をつたうクレマチスが、たくさんの大きな花を咲かせました!
芍薬のつぼみ 必ず蟻がいるのが不思議です
庭のあちこちに、桃や紫のオダマキが咲き始めています。連休もあと2日、花々に癒されながら、寺カフェの接客に尽力してまいります!
大型連休を前に、藤の花が咲き始めています。堅いつぼみの頃からご紹介していましたが、あっという間に大きくなり、連日の好天気で次々と咲いています。1年半ほど前、本堂第1期工事の際に大工師さんが作ってくださった藤棚にもすっかり馴染み、素晴らしい形になっています。
と、こちらは山門前ですが、ここにも新しい藤が咲き始めています。これは金鎖(きんぐさり)、黄花藤とも呼ぶそうです。
2013年の秋に植えられ、1年以上経て、今年初めてお花が咲きました。
鯉のぼりとともに、爽快に風に揺れています
昨日に引き続き、爽やかな快晴の日となりました。境内も緑まぶしく、はや春から夏への移り変わりを感じるようです。昨日は檀信徒様の年忌御法要が厳修されましたが、「修復されたお寺を見せたい」とのことで御先祖の遺影を持参され、ご兄妹で御参りされる姿がとても感慨深く、新緑の中での清々しい御供養となりました。
昨日のご法要のようす
お庭では光と影のコントラストが美しく、寺カフェのお客様はもちろん、花を見学し写真を撮られる方もおられ、好い景色となっています。
まもなくスズランが咲き始めます
大安禅寺のお庭から来た、つる日々草。はじめて花をつけました。
白山吹が、みごとな花を咲かせています。