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第4431話

2025-10-04

本日午後より行われた自民党総裁選で高市早苗議員が日本の女性で初めて総裁選に勝利し一斉に世界中のメディアが報道しましたが、日本の若者たちが夢や希望の持てる国づくりを目指して頂きたいと願って止まないものです。

 

秋明菊 シュウメイギク / 宝勝寺中庭

 

色々な党が旗揚げしますが感謝を表す「ありが党」という政党が現れると良いかと思います。特に現代社会はウーマンパワーが世界中で発揮されており、当選演説でも示されましたが「力強い日本」の実現に大いに今後のご活躍を期待したいものです。

 

皆川家御尊父様十三回忌祥月忌法要

 

中央の熱気を他所に、午前中には皆川家御尊父様十三回忌祥月忌法要が厳修されました。世の中の喧騒から離れ心静かに故人のご冥福をお祈りするときほど心休まるひとときはありませんね。「心こそ 心迷わす 心なれ 心に心 こころ許すな」という世語が有りますが、本当に心ほど移ろいやすいものはありません。

 

「 一葉落ちて天下の秋を知る 」 渓仙 書

大安禅寺志納所用の 色紙書きをしました

 

さて10月6日(月)は中秋の名月ですがどうやら天気予報では雨模様になるとのこと。「奢(おご)るなよ 月の円(まろ)さも 只一夜」ですから、当日は心の満月に出会うべく閑かに瞑想してみたいと思います。深まりゆく秋、インフルエンザが流行の兆しとか。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

 

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第4430話

2025-10-03

 

 

「今ありて 今なき今を 安らかに 忍びつつ行く 今ぞ嬉しき」と一句詠まれた方がおられますが、「忍びつつ行く」がこの歌のキーワードのようで「忍の一字は一生安寧の護符なり」と言えます。坐禅はある意味「忍」の修練とも言え、いかなる雑念が生じても下腹に気を込め“気袋”で雑念を消滅させる「丹力(たんりき)」を養う訓練とも言えそうです。

 

 

SNSが急速な進化と発展を遂げていく現代社会ですが便利なものの裏側には危うさも感じますから、情報化社会が進めば進むほど物事の内容や事情などの真偽を見極める力を養う必要があり、日頃から情報に振り回されないよう「丹力」を養うための坐禅修練をお勧めしたいものです。

 

 

坐禅の効果とは、『どのような情報もいちど脳裏に取り入れ、坐禅の呼吸法に合わせ臍下丹田(せいかたんでん=したばら)に意識を下ろして、丹力をもってすべての意識を分解し正しい情報のみ取り出す』と言ったところでしょうか。いわゆる坐禅は「情報清浄化」の役割を果たしてくれると思うものです。

 

 

 

坐禅の究極の境地を「無心無我」と説かれますが、何も無いのではなく真っ赤に溶けた溶鉱炉の如くで常に心の善悪を打ち溶かしていく「丹力」そのものと言ったほうが分かり易いかと思います。今後も避けては通れないSNS情報化社会の中で「一日一度は静かに坐って身と呼吸と心を整えましょう」と精進して参りたく思うものです。

 

福邦銀行金沢中央支店の堀口さんと

酔芙蓉

 

さて本日は午前中にお檀家様よりご依頼がありました御母堂様祥月命日忌諷経並びに墓前諷経を修業しました。祖霊の追善供養諷経の読経にも「丹力」が不可欠で、お経は真理を波動で霊魂に伝達するため雑念が生じてはなりません。須らく「丹力」を日頃から怠りなく鍛錬して参りたく念ずる今日この頃です。友峰和尚より

 

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第4429話

2025-10-02

和尚のアトリエから庫裡・鐘楼を望む

 

秋晴れの実に清々しい山寺の朝を迎えることが出来ました。自坊での~ゆう散歩~は境内をグルリと一周するところから始まりますが、天気が良いとモチベーションも俄然上がります。午前8時を過ぎるといっせいに修復工事が開始され重機の音が山々に響き渡り、境内が騒然としてどこもかしこも工事一色となっています。

 

~ ゆう散歩 ~

 

朝の清々しい空気のなか 和尚の自室を出発

 

 

 

第4期工事の準備が始まった 庫裡

作業中の職人さんたち

 

庫裡玄関

 

枯木堂廊下

愈好亭へつながる渡り廊下

 

愈好亭の庭で ベルトコンベアを設置する作業中

 

和尚のアトリエにて 藤田総代と

 

庫裡の基礎工事の様子をご覧になっているところ

 

午前中に藤田通麿総代が来寺くださり、アトリエにて来年5月に予定されている玄峰副住職の晋山式について懇談しました。午後には福井県の杉本知事はじめ藤丸教育長と県庁要職者の方々がこのたび完成した重文大安禅寺本堂の視察に御来寺くださり、最初に愈好亭にてご挨拶申し上げました。

 

杉本達治福井県知事 と 藤丸教育長 ならびに 県庁要職者の方々

 

 

 

 

到着茶礼後は新命副住職の案内で本堂内を具に見学され、引き続きすでに完成している鐘楼のほか第4期工事現場や庫裡の視察もされました。諸堂の修復工事は今後約7年以上に及ぶ事から、より一層気持ちを引き締めて頑張って参りたいと念じています。

 

本堂内を視察されているところ

 

鐘楼 ならびに 庫裡にて

 

 

修復が完了した本堂の前で 杉本知事と皆様と 記念撮影

 

さて10月神無月に入り、気温も穏やかになりずいぶんと過ごし易くなって参りました。本当に今年は過去に例がない程の猛暑日が続き、健康管理には皆様も大変ご苦労があったことと思います。10月は身体の調子を整える月と位置付けて大いにリフレッシュして参りましょう!くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

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第4428話

2025-10-01

色づきはじめた柿

 

気温15℃と大変冷え込んだ朝を迎えましたが、相変わらず日中との気温差が激しいため体調管理には気を遣います。午前中に少林寺檀家総代・宮﨑家の月参り諷経に出向きましたが、昨晩から降り続いた雨も上がり宮﨑家のある彦三町界隈は武家屋敷の跡地らしく静かな佇まいを見せていました。

 

~ ゆう散歩 ~

 

宮﨑寒雉家の月参りにて 彦三町(ひこそちょう)界隈

武家屋敷の風情残る 歴史的な街並み

 

 

 

 

大安禅寺 本堂完了検査ならびに受け渡し調印式

 

本日は午後1時半より本堂完了検査並びに受け渡し調印式が予定されていたため大安禅寺に帰山しました。最初に修理委員会の吉岡委員長始め文建協・伊藤設計監理所長ならびに福井市文化財保護課の白嶋様また新命副住職も加わり、工事関係者と共に松浦建設(株)中島施工管理所長の案内で本堂内外各所の視察と検査を行いました。

 

庫裡から参道を歩き 渓仙舎の方向

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

庫裡修復工事にむけての 基礎作り

 

検査後には松雲院にて本堂工事完了に伴う受け渡しの書類に調印して無事に終了しましたが、現在は第4期工事の準備が進められており、本日は庫裡まわりの巣屋根工事の基礎作業と開基堂・開山堂の修理保存工事の準備が行われていました。

 

 

本堂完了受け渡し調印式

 

 

 

さてこのところ東奔西走の日々が続き「ゆう散歩」も自然な形でのウォーキングとなっているようです。明日も引き続き公的機関関係者による本堂視察が午後より予定されていますが、故郷で過ごす時間を大切にしたいと思っています。日々過ごしやすくなって参りました。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

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第4427話

2025-09-30

 

宝勝寺 中庭の白萩

 

昔から言われる格言に「楽あれば苦あり 苦あれば楽あり」とあるように、加齢に合わせ日々身に染みる言葉だと実感するものです。長い時間ジッとしていると身体が強張り立ち上がる時にもふらつきを生じ場合によっては転んでしまいますから進んで足腰の運動が求められているわけですが、実際は横になって寝るか隙あらば腰掛に座ってしまいます。誰もが加齢とともに経験する悩ましい事象ながら「苦あれば楽あり」で、椅子に座って行う足上げ下ろしのストレッチをお勧めしたいと思うものです。

 

 

庭一面に 舞い落ちた萩の花びら

 

和尚も多くの高齢者の方が悩んでいることと同様に最近は極端な筋力低下を実感しており、「ゆう散歩」や日々の法務遂行はそれを防ぐためでもあると思っています。「転ばぬ先の杖」という格言もしかりで、筋力低下に伴い突然転ぶようになりそのことが命取りとなりますから「杖」は大切です。また杖を支えにしてスクワットすることも足腰が安定して腰への負荷が軽減され、大変効率的に足腰を鍛える運動になります。

 

日中友好の朝顔 / 玄関の植木鉢

 

さて連日法務遂行が続いていたため本日は終日ゆっくり身体を養生させて頂き、おかげさまでようやく元気が快復したようです。境内の白萩があまりにも美しく、蝶が萩の花に纏わりつくように舞う姿には癒されました。

 

宝勝寺玄関前の白萩が満開です

 

萩の花が秋風に吹かれ舞い散る姿にも深まりゆく秋の風情を感じ心から安らぎました。一句詠もうにも、言葉も無いほど癒された休息日となったようです。明日から再び頑張って参りましょう!お健やかにお過ごしください。友峰和尚より

 

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第4426話

2025-09-29

 

大相撲9月場所は地元津幡町出身の横綱・大の里が優勝し今朝方の新聞のトップページに掲載されていましたが、豊昇龍との優勝決定戦は見ごたえのある白熱した一番となりました。また今朝方は大リーグ・ドジャース大谷翔平選手が第55号のホームランを打ち速報で伝えられ、スポーツの秋も愈々終盤を迎えているようです。

 

 

小雨の降る中、午前11時より古府の葬祭会館にて西村家御尊父様の葬送儀が厳修されその導師を務め、桂岩寺御住職が補佐をしてくださり無事に修業出来安堵いたしました。昨日の夕刻に宝塚市から帰山したこともあり疲れから自分の健康状態を危惧しましたが、無事に遂行できた事に深く感謝するものです。また本日は実姉・日出子「拈華院」の祥月命日忌のため和尚の両親の御霊と共に追善供養諷経を修しました。

 

 

「大いなるものに抱かれあることを今朝吹く風の涼しさに知る」とは故・山田無文老大師が詠まれた一句ですが、本当に生かされている自分の有難さに感謝する今日この頃となっています。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

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第4425話

2025-09-28

 

大学卒業の後、1970年4月に兵庫県西宮市・海清寺専門道場に入門し春見文勝老大師の薫陶を得て約6年間の禅修行をさせて頂きましたが、当時は檀信徒が約700軒余り有り、西宮市は勿論のこと神戸市から宝塚市、尼崎市、大阪府など実に広範囲に渡って月参り諷経に出向いたものでした。

 

宿泊した宝塚市 市内のホテルから見える景色

 

本日は昨年9月に逝去した実姉・日出子「拈華院」の一周忌祥月命日忌法要修業のため長男が居住している宝塚市の葬祭会館にて兄弟並びに御親戚参詣のもと午前10時半より執り行なわれましたが、久しぶりに訪れた宝塚市内の風景は昔とはまったく様変わりして高層マンションが林立する情景には驚くばかりでした。

 

 

逆瀬川駅近くにもお檀家があり電車でよく出向いたものでしたが、当時の面影は無くすっかり変わっていました。午前9時半より樗木家(おおてきけ)の新墓開眼納骨供養を修したのち葬祭会館で一周忌祥月命日忌法要を厳修いたしましたが、懐かしい思い出の地での御法要となったようです。

 

樗木家 新墓開眼納骨供養

 

亡き姉の2人の息子たちが参列しました

 

 

 

 

 

墓前にて 甥兄弟と

 

 

和尚の実妹家族 と 甥の家族とともに / 法要後の集合写真

 

 

大阪駅にて

 

当初の予定では連泊して中山寺と清荒神清澄寺を参詣するつもりでしたが、夕刻からの法務が入り午後には帰山の途につきました。それにしましても最近は仏縁による不可思議な現象が頻繁に生じています。ユングが提唱した“シンクロニシティ”という概念がありますが、日本語では“共時性”と訳され「虫の知らせ」とでも申しますか、思うとその思いが現実となる現象でまさに因果一如の世界とも言えますが、良い方向性の出来事ゆえに日々感謝するばかりです。NHK大河ドラマ「べらぼう」蔦屋重三郎の言葉ではありませんが「ありがた山」の昨今なっているようです。さてまもなく10月を迎えます、皆様には日々お元気にお過ごしください。頑張って参りましょう。友峰和尚より

 

第4424話

2025-09-27

 

フウロソウ / 宝勝寺境内

 

ずいぶんと冷え込んだ朝を迎え思わず重ね布団をしたほどでした。就寝時の気温とはかなり温度差があるため掛け布団には気を使います。日中の気温はまだ30℃を超える日もあり、空調機の設定温度にも注意が必要な昨今の気候状況のようです。

 

 

 

午前10時より 西川家三回忌祥月命日忌法要を修業いたしました

 

故人の御徳を偲ぶかのような秋晴れの清々しい日和の中、午前10時より西川家三回忌祥月命日忌法要が修業されました。ふれあいパーク霊苑内には土日を利用されての多くの御家族が墓参に来られ、色とりどりの花が墓前に供えられていました。

 

 

金沢市在住の大安禅寺檀信徒 井上様が来寺くださいました

7月から長く咲き続ける 日中友好の朝顔

 

明後日の29日に昨年他界した姉「拈華院(日出子)」の一周忌祥月命日忌法要を修業するため一路兵庫県宝塚市に向かいましたが、今回は長男の意向で自宅がある宝塚市の会館にて法要を執り行うこととなりました。昨日は幼少の頃より長年親しかった従姉妹の御依頼を受け、宝勝寺にて亡き姉の一周忌法要を修業させて頂き心より感謝申し上げました。やはり兄弟姉妹が他界するのは実に寂しいものですが、明日は追善供養の法要を通して拈華院の御冥福を心よりお祈りしたいと思っています。

 

 

さてまもなく10月神無月(かんなづき)を迎え、今年も残すところあと3ヶ月となりました。10月はこの1年間を振り返る月でもあり、またある意味、来年度の計画を立てる月でもあるかと思います。来年5月には新命玄峰和尚の大安禅寺二十一世第二十三代住職晋山式を控えており、しっかりその準備に入りたいと念じています。時節柄くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

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第4423話

2025-09-26

 

2025年の中秋の名月は10月6日(月)だそうですが、太陰暦で8月15日の月を“十五夜お月さん”と言い古来より月見団子を供えて作物の収穫への感謝を捧げたそうです。本来中国から伝わった習わしで、中国では「月餅(げっぺい)」を供えているそうですが日本では月見団子が一般的のようです。

 

法務打ち合わせの為 桂岩寺御住職が来寺くださいました

 

名月を詠んだ歌は沢山ありますが、和尚のお気に入りは「名月や 池を巡りて 夜もすがら」と詠んだ松尾芭蕉の一句です。また「名月や 畳の上の 松の影(其角)」の句もいいですね。なんとなく一句詠んで風流を楽しみたい季節を迎えていますが現実はまだまだで、ゆとりの時間を満喫するのはもう少し先のようです。

 

午後1時より 和尚の亡姉・拈華院 一周忌追善供養の法要を修業いたしました

 

昨年逝去した和尚の姉・日出子の一周忌祥月命日忌にあたる29日を前に、本日はさいたま市と福井市より和尚の従妹の西村様ご夫妻並びに川嶋様とご令嬢が宝勝寺に御来寺くださり、ご両家の御依頼で拈華院一周忌追善供養の法要を厳修いたしました。

 

 

 

 

法要修業後 久しぶりの懇親のひととき

 

 

幼少の頃より兄弟姉妹で母の実家に遊びに行き、従妹たちとよく遊んだものでした。法要後には応接間にてゆっくり歓談しましたが、本当に昔のことが走馬灯のように思い出され時の過ぎゆくのを忘れるほどでした。今は亡き姉もきっと笑顔で見守ってくれたものと思います。

 

 

 

本日は誠にありがとうございました

 

さて9月も残すところあと4日間となり「秋なれや 月を追う雲 逃げる雲」の一句ではありませんがやり残しの無いようにさらに法務に専念して参りたく念じております。皆様には季節の変わり目でもあり、くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

 

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第4422話

2025-09-25

 

「 語り尽くす 山雲海月の情 」 / 秋明菊

 

近年の日本は四季の移り変わりを感じなくなったと言われますが、和尚の幼少の頃は春夏秋冬が体感出来るほどにはっきりしていたように思います。今年ほど猛暑日が長く続いた経験は過去に無くしかも現在でも30℃を超える県も多くあり、蝉しぐれと秋の虫の声が交差する不思議な自然現象となっているようで、ひょっともすればいっきに冬将軍が襲って来るかも知れませんね。とにかく朝夕の気温の差が約10℃以上もあり、寒暖の差が激しい昨今故にくれぐれも健康管理にはご用心願いたく思います。

 

午前10時より 村山家 満中陰忌並びに納骨之儀を修業いたしました

 

本日は午前中に本堂に於いて村山家満中陰忌並びに納骨の儀が厳修されましたが、故人とは4年前にお会いしているだけに心よりご冥福をお祈り申し上げました。宝勝寺に住して約12年になることから霊苑を通じ今日まで多くの方々との御法縁を頂いており、御葬儀にも導師として出頭するなどますます御縁は深まっています。師匠から「坊主はお経をしっかり読むことだ!」と日々叱咤された時のことを今は有難く感謝するばかりです。

 

「 ゆ め 」 / 秋海棠

 

お釈迦様が解脱された時の真理を伝える言葉は唯一“お経の波動”として尊霊に伝達されるがゆえに、丁寧に読誦しています。「心法無形通貫十方(しんぽうかたちなくして じっぽうにつうかんす)」とはまさに此のことです!また「一心称名(いっしんしょうみょう)」も同じです!皆様頑張って参りましょう!くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

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