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第3193話

金澤伝燈寺里芋植え付け体験会 / 傳燈寺門前 西川氏の畑にて
本日は傳燈寺に於いて「金澤伝燈寺里芋植え付け体験会」ならびに「豊穣祈年祭」が開催され、地元報道関係者の取材を受ける中、午前10時より伝燈寺町・西川氏の畑で植え付け体験会が始まりました。

親芋植え付けのために準備された畝

畝に 工具で植え付け用の穴を空ける作業

伝燈寺里芋の小さな苗が 丁寧に植え付けられました




応募された約30名の方が説明を受けながら里芋の苗を植え付けられた後には、午後1時より、金澤伝燈寺里芋研究会の千田会長はじめ役員方々9名の御出席のもと、本堂に於いて「伝燈寺里芋豊穣祈年祭」が修業されました。

「伝燈寺里芋豊穣祈年祭」 / 傳燈寺本堂にて
今年は昨年収穫された里芋の中から特別に選んだ5株の種芋の新芽が吹いた苗を真前にお供えし、今後の無事成長を願って里芋豊穣祈祷を修しました。今年10月の収穫祭では、本日御祈祷した苗から収穫された小芋を真前にお供えすることにしています。

御真前にお供えされた 傳燈寺里芋の苗


今秋の伝燈寺里芋豊穣を御祈願しました

金沢伝燈寺里芋研究会の方々

金沢伝燈寺里芋研究会 千田会長



金澤伝燈寺里芋研究会の皆様とともに


「赤れんが三人展」 / 寳勝寺にて
さて寳勝寺では現在「赤れんが三人展」を開催中ですが、日曜日と有って多くの方が鑑賞に来寺されています。またふれあいパーク霊苑内の幾種類もの薔薇の花も見事な開花を始めました。




午前中には苑内での年忌法要が修業されましたが、色とりどりの初夏の草花が満開となっており霊供養の安心と共に心が癒される思いでいっぱいになります。皆様に於かれましてはお時間ございましたら是非御来寺頂き、寺内作品鑑賞と共に霊苑もご参詣頂けたら幸いです。友峰和尚より
第3192話

傳燈寺にて 「豊穣祈年祭」の準備をしました
明日、伝燈寺にて「伝燈寺里芋植え付け体験会」ならびに「豊穣祈年祭」が修業されるのを前に、午後より祈年祭の下準備に出向きました。昨年の10月16日に「伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天祈願祭」が厳修されましたが、今回は地元の子供達約20名が傳燈寺里芋の親芋を畑に植える作業に加え、伝燈寺に於いて豊作を祈願する「祈年祭」が行われる予定となっています。

本堂の掃除をしました


イノシシ除けの電気柵を設置してくださる 西川さん
有難いことに本日、常日頃お世話になっている西川久行氏がイノシシ除けの電気柵を御寄進くださり、さっそく境内地を張り巡らすように丁寧に設置して下さいました。最近では寺の周辺でイノシシや熊の爪痕が残されていることもあり大変心配していましたので、本当に感謝申し上げました。




芳斉町 高巌寺様とともに

御挨拶に来寺くださった 須貝さんとともに
本日の午前中には東京都在住の須貝さんが御挨拶に来寺くださいましたが、5月も中盤に入り来客の方々も増えて来たように思います。コロナ禍の状況がなかなか収束しない中、「ウイズコロナ社会」を受け入れるかのように人流も以前よりかなり多くなっているように思います。まだまだ油断は出来ませんが、少しずつ街に活気が戻っている現状には安堵感を覚えます。微速前進ながら普段の暮らしに戻りつつある昨今の様相です。友峰和尚より

第3191話

大安禅寺本堂屋根復原 奉納 こけら板
重文大安禅寺修理保存工事が現在順調に進められており、それに合わせて浄財勧募がまもなく開始されますが、寺では本堂屋根に使用される「こけら葺きの板」が御志納所に並べられており御来寺くださった方々に浄財御寄進の勧募のお願いをしています。こけら葺きの板にそれぞれ祈願文を書いて頂き、後日、本堂屋根を葺く時にはその板が使用されることになっています。詳しくは大安禅寺のホームページをご覧いただければ幸いです。

こけら葺「杉板」


本堂屋根こけら葺「杉板」奉納 | 萬松山 大安禅寺 (daianzenji.jp)

少林寺 アトリエにて
本日は浄財を御寄進頂きました方々への御礼の品のひとつとして予定している、和尚自筆の墨蹟(額装)を制作しました。先般、越前和紙作家・長田和也氏にお願いし額に合わせた特別な墨蹟用和紙を漉いて頂きましたが、実に素晴らしい和紙で今日から少林寺アトリエで墨蹟制作に入りました。


「 正法眼 」

「 香 風 」
まだ試し書きの段階ですが、今後は本腰を入れて頑張って参りたいと思っています。墨蹟の字は出来るだけ分かり易い禅語で気持ちが安らぐような書を目指したいものです。さて夕刻には雨模様となりましたが、禅寺の五月雨です。いいですね! なんとも風情が有ります。気持ちが落ち着きますよ! 「墨書する 寺静まりて 五月雨」友峰
第3190話

鹿島建設株式会社 金沢支店 の 皆様
鹿島建設㈱金沢支店の南部克彦所長はじめ職員皆様が寳勝寺に御来寺下さり、現在開催されている「赤れんが三人展」を鑑賞されたあと応接間にて御挨拶を頂きました。南部所長とは平成7年(1995年)に大安禅寺青少年育成道場「枯木堂(こぼくどう)」並びに「松雲院」を建造した時以来今日まで長きに渡りご厚誼を頂いており、今なお枯木堂・松雲院の建物のメンテナンスについて何かとご指導ご配慮を頂いています。



作品展を御覧になっているところ
鹿島建設㈱金沢支店は寳勝寺近くの泉ヶ丘にあり時々ご挨拶に来寺くださっていますが、本日は個展が開催されていることもあり職員皆様のご紹介を兼ねて見学に来てくださり本当に有難く感謝申し上げました。


本日は御来寺くださり 厚く御礼申し上げます

今回は久しぶりに自坊の大安禅寺に帰山し、短い滞在時間ながら心から癒されたものです。寳勝寺堂内には和尚の作品も何点か展示されていますが、そろそろ新しい作品創作に取り掛かりたいものです。青葉若葉の初々しい初夏の風情漂う寳勝寺境内、身も心もリフレッシュして頑張って参りたいと願っています。友峰和尚より

第3189話

花しょうぶ園の整備
3回目のモデルナワクチン接種を受けた後しばらくの間、嗅覚と味覚が無くなる症状が表れ微熱と身体の怠さも加わって大変しんどい思いをしたものでした。人によっては無症状の方もおられたそうですが、和尚は特に味覚が失われ何を食べても変な味がして困ったものです。単に味が分からなくなるのではなく、「まずい」という表現が当たっているかと思います。人間にとって臭いや味覚が失われるのは本当に辛いものだとしみじみ思いました。



自坊に久しぶりに戻ると最初に感じるのはまず臭いで、玄関の臭い、部屋の臭い、布団の臭い、台所の臭い、本堂の臭い、それぞれ違っていてとても懐かしく思う瞬間でもありホッとするものです。また味覚も同様で、妻の作る料理の味わいは格別でこちらも安堵する感覚です。コロナウイルスに罹患された方の話では、随分と長い期間味覚・臭覚障害に悩まされるというのですから大変な事だと察するものです。

新命副住職とともに 上田総代のお家へ伺いました

さて本日も自坊での仕事遂行となりましたが、午前中には新命副住職とともに上田総代様宅に所用でお伺いし綺麗に手入れされた庭園を眺めながら歓談しました。花菖蒲園の整備にも入り、大安禅寺境内一帯もいよいよ本格的な初夏を迎えようとしています。 草むしり モグラの穴に 初夏の風 友峰

花菖蒲 順調に生長しています
第3188話

「赤れんが三人展」の準備が始まりました
5月12日(木)から22日(日)まで寳勝寺に於いて「赤れんが三人展」が開催されますが、本日はその作品展示に入りました。「赤れんが」というのは兼六園近くにあった旧陸軍兵器庫のことで、戦後から約25年間金沢美術工芸大学の校舎として使用された後、現在は石川県立歴史博物館として復元されています。



「赤れんが三人展」は、地元・金沢美術工芸大学を卒業された三名の芸術家による作品展示で、奈良県在住の日本画家・冨田俊成氏、金沢市在住のパステル画家・西田吉隆氏、同じく金沢市在住の陶胎漆器並びに陶芸家・小網重一氏の作品が公開されます。




明日も引き続き作品展示とプロフィールや作品名などを展示する予定となっています。期間中は寺カフェも開業しますので、皆様には是非御来寺頂きたくお待ち申し上げております。

「滋賀北陸教区公職者会議」 / 大安禅寺にて

さて和尚は終日自坊にて「滋賀北陸教区公職者会議」に集中しました。丸10年に渡って教区宗務所長を務め、その間、会長・副会長・監事職など務め、あと2年間の任期を残してこの6月に辞任することとなりました。

会議に先立ち 会計監査が行われました

本日の会議の最後に教区役員御住職皆様には感謝と御礼の言葉を述べましたが、今後は少し静養して再び教区発展と寺院の護持に尽力して参りたく念じています。友峰和尚より
第3187話

大安禅寺 重文諸堂修理保存工事 修理委員会 / 枯木堂にて

吉岡泰英会長 の ご挨拶
久しぶりの雨模様となったゴールデンウイーク明けの朝を迎えました。今回は大安禅寺に滞在する時間が限られているため寸暇を惜しんで所用に対応しましたが、本日は現在進行中の卑山重文諸堂修理保存工事に対して修理委員会が午前10時より枯木堂を会場に開催され、はじめに吉岡泰英会長のご挨拶がありその後新命副住職より映像を交えて今日までの工事経過報告がなされました。

住職挨拶
現在がいまだコロナ禍に有り会議時間を短縮しての会合となりましたが、すでに山門並びに鐘楼が完成しているためその現場視察も文建協・高木現場主任の丁寧な案内で行われました。


修復工事現場視察の様子


文建協・高木現場主任からの説明を受けているところ

片岡経営会計事務所 片岡正明会長






基礎工事のため 本堂全体が持ち上げられているところ



鐘楼にて

鐘楼では工事完成後初めて大鐘を撞かせてもらいましたが、実に2年ぶりの美しい音色を聴くことが出来ました。「入相の 鐘の音ひびく 杉むらの 下道ふかく かをる秋の香」と幕末の福井の歌人・橘曙覧(たちばなのあけみ)が大安禅寺で詠んだ歌が思い出されました。修理工事は順調に進められており、修理委員会並びに工事関係者各位には心から深く感謝いたしております。

大安禅寺責任役員会が行われました

藤田通麿総代 と 蒔田城助総代

「大安寺中学校創立70周年記念事業」実行委員長の 山本氏とともに


午後からは地元大安寺中学校「創立70周年記念事業」実行委員長の山本氏が来寺され、9月24日に開催予定の記念事業に於ける法話の御依頼を受け、快くお受けしました。約1200年の悠久の歴史を誇る大安寺地区の今後益々の発展を願って止まないものです。友峰和尚より
第3185話

ふれあいパーク霊苑のバラ / 2022年5月7日撮影
今日は東京都在住の㈱ココ・プランニング 中本隆久会長のお誕生日ということでお祝いのメッセージを送らせて頂きましたが、卑山ふれあいパーク霊苑が誕生して丸5年になります。和尚が寳勝寺に御法縁を得て入寺したのが平成23年(2011年)6月20日で、今年11年目を迎えていますが、寳勝寺の再興に向け多くの方との御法縁と御助力を得ながら今日に至っています。入寺して2年目に㈱アイソウシャ・中村修二会長が中本隆久氏をご紹介くださり、その御縁で現在の「ふれあいパーク霊苑」が完成を見る事と成りました。

中本隆久会長、中本大資社長 と デザイナー・宮崎邦英氏との会議にて / 2013年頃

㈱アイソウシャ 中村修二会長とともに / 2015年

寶勝寺霊苑改葬工事安全祈願祭 / 2016年8月




ふれあいパーク霊苑竣工直後のようす / 2017年 夏

寳勝寺檀信徒の皆様をご案内される中本会長

大安禅寺にて / 2020年

2021年5月に撮影


御家族の皆様とともに 季節の花々に囲まれ修業される御供養


本日 5月7日の薔薇のつぼみ

「ふれあいパーク霊苑」は未来墓地スタイルでもあり、デザインに於いても運営システムに於いても少子高齢化社会が進む中での最も工夫を凝らした霊苑となっており、最近では県外から墓苑見学に来られる方も多く見受けられる程になっています。ゴールデンウイーク中も多くの参詣者が訪れ墓前にお花を供えておられましたが、霊苑および境内には凡そ120種類以上の草花が育っていて今は幾種類もの薔薇が開花を始めています。薔薇の花とともに地元加賀の自然をモチーフとした草木に囲まれた宝勝寺ふれあいパーク霊苑に、是非視察にご来苑頂ければ幸いです。

寳勝寺境内にて 2017年頃

さて10日間に及ぶ大型連休もいよいよあと2日間を残すのみとなりました。今日はゆっくりと御自宅でくつろがれている方も多いかと思います。新緑の砌、どうか皆様に於かれましてはくれぐれもご自愛くださいますようご祈念申し上げております。友峰和尚より
第3184話

野菖蒲のつぼみ / 寳勝寺境内
8日目を迎えた今年のゴールデンウイークですが、明日明後日は土・日曜日で有るため本日と2日が有給休暇の場合はなんと10連休となるわけで、休み明けに新入社員や人事異動の方を襲う「5月病」が心配されるとの事でした。「5月病」という正式な病名は無いそうですが、これだけ長い休みが続くと心身に不調が生ずるのも無理からぬ話なのかも知れません。和尚は休みを返上して法務遂行に当たったので「5月病」というより「5月疲れ」を感じています。流石に今日からはしばらく休息して元気を取り戻したいと願っています。

いつもお世話になっている文房流晴心会の野口翠智先生が、富山市在住の妹様ならびにその娘さんと一緒に連休中の慰労とお見舞いのご挨拶を兼ねて来寺くださいました。このブログをいつも見てくださっており和尚の体調を心配して訪ねてくださったそうで、本当に有難く感謝申し上げました。今年の6月上旬には大安禅寺で久しぶりに文房流の華展を催したいとのことで今から楽しみにしています。


野口翠智先生 と 先生の妹様ならびに娘のともよさん

個展の準備に来られた 西田吉隆氏を交えて



5月12日より 「赤レンガ三人展」を開催される 西田吉隆氏



今は花の季節! ハナミズキ、ヤマボウシ、サツキ、ツツジ、花菖蒲、紫陽花、薔薇、沙羅双樹などなど次々に色々な花が咲いていく大安禅寺に是非ご参詣頂ければ幸いです。人生、心の花を咲かせましょう!!頑張って参りましょう! 友峰和尚より

茉莉花のつぼみ
第3183話

「 八風吹けども動ぜず 」 渓仙
今日5月5日は端午の節句で「こどもの日」の祝日でしたが、明後日が土・日曜日と再び連休になるため本日も多くの寺カフェ利用のお客様が次々に来られ終日賑わいを見せました。例年ですと5日は大型連休の最終日となり観光客の方も少なくなるのですが、今年は例外の年だったようです。そういうわけで本日はお手伝いのスタッフも少数で対応したため、本当にお疲れ様だったと思います。

酒井清章様が 御挨拶に来寺くださいました
そもそもここ数年はコロナ禍に有って金沢を訪れる観光客も激減し、規制が解除となった今年のゴールデンウイークにどれくらいの観光客が県外より来られるのか、把握できなかったのも事実です。北陸新幹線も予想を超えて超満席状態が続いたそうで、そのことからしても如何に今日まで辛抱に辛抱の日々が続いて来たかを伺い知れるところです。ただ嬉しいのは寺カフェ利用のお客様の笑顔に溢れた姿を観ることが出来た事かと思います。コロナ感染予防対策には十分対応しての久しぶりの寳勝寺カフェ開業でしたが、心から有難く感謝したゴールデンウイークとなったようです。

「 明歴々 露堂々 」 渓仙 書

寺町1丁目 桂岩寺様とともに



御朱印書きの一日となりました

さて明日からは5月12日(木)~22日(日)まで寳勝寺で開催される「赤れんが三人展」の準備に入りたいと思います。どうか皆様に於かれましては連休中のおつかれが出ませんように、くれぐれもご自愛くださいますようご祈念申し上げます。友峰和尚より


