和尚のちょっといい話
午前中、霊園掃除をしました。
流石にこの時期に有っての急激な気温上昇は、体に応えますね。お寺の庫裡に備えられている寒暖計も午後1時には28度を超えていましたから、恐らく室外は30度を超えていたに違い有りません。そんな中、午後1時半より第3回目となる「寶勝寺霊園改葬工事計画連絡会議」が市役所関係者をお招きして行われましたが、この度の寶勝寺霊園デザイン設計、宮崎様の当局に対する丁寧な説明を聞かせて頂き、新たな感動を覚えたものでした。
会議のようす / 金沢市の担当者様、㈱悠・宮崎様、寳勝寺総代・須貝様とともに
和尚の人生を振り返って見るに、何を成すにも先人の恩徳を奉じることが第一であったように思います。今日は会議後にも、北條家ゆかりの御方が卑山の檀家様であります北條直敬様ご夫妻のご案内でお寺に来られ、本当に仏縁の不思議さを感じました。
最近は「墓じまい」や「永代墓」がよく話題に上がりますが、本当に残念に思えてなりません。祖先の恩徳を讃えてこその我々子々孫々の未来でありますから、先祖墳墓を守って行くことの大切さを願ってやみません。今日において、大安禅寺や寶勝寺の復興がなされていくのも須らく祖先の恩徳をもって成就されていくものであると感じます。北條直敬様の東京からのお客様とは、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。何もかもが仏縁ですね。寶勝寺復興がもたらすご利益は今後もまだまだ続きそうです。ブログをお読み頂いている皆様、父母の恩そして祖先の恩を忘れずに日々をお過ごしくださいますよう、切に願った衆生縁の一日となりました。友峰和尚より