和尚のちょっといい話
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安田家 御尊父様の祥月命日忌法要が修業されました
梅雨明けしたような気候ですが気温は31℃と、真夏日のような天気となっています。午前中には宝勝寺と御法縁の深いお檀家・安田家御尊父様祥月命日忌法要がご親戚一同が参詣されるなか本堂で修業されました。
堂内は空調機が使用されており、今日のような日には本当に助かります。和尚の維那(いのう~お経を唱える席~)にも扇風機が設置されており、愈々夏の本格的到来を感じたものでした。法要後には応接間にて故人を偲びながらご家族ぐるみでの懇談の席となりました。午後からも山下家一周忌法要が営まれ、法要終了後には施主の能田様御夫妻とゆっくり応接間にて懇談しました。
午後より 山下家一周忌法要が修業されました
帰国してまだ4日程しか過ぎておらず今だに時差の影響からか身体が重く頭もフラフラする状況が続いており、さすがにここに来て旅の疲れがいっきに出ているような感じがします。
さて6月も残すところあと1日となり、7月文月(ふみづき)を迎えます。文月の呼び名は「七夕(たなばた)」、別の字では「棚旗」とも書き、文(ふみ)を書いて祖先の霊を迎える月であるところから「文月」となったと言われています。所謂仏教でいう「お盆の入り」が7月7日で、縁側に精霊棚を設け祖霊を迎えるための手紙を短冊に書き記し竹竿に飾って祖先の霊をお迎えするところから「文月」となったそうです。7月13日には宝勝寺盂蘭盆会が厳修されますが、宝勝寺でも笹竹に短冊を飾ってお精霊迎えをしたいと思っています。厳しい暑さが続く気配となっていますがくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
宝勝寺参道 / ギボウシュ と 姫アガパンサス