和尚のちょっといい話
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ミュンヘン臨済禅道場
前々よりドイツに行ってみたいと何度か渡欧の際に希望しましたが叶わず、この度はようやくミュンヘン訪問が叶いました。何が故にドイツなのですか?と問われましたがその理由は自分にもわかりません。しかしながら今回ミュンヘンの臨済禅道場を訪ねてその理由が分かった気がします。
ミュンヘン中央駅近くのビジネスホテルに滞在中
ホテル周辺の景色
フランス国内には沢山の禅道場があり、フランス人僧侶や坐禅会も有りかなり禅が浸透しているように思います。これまでの渡仏の際にも坐禅会に参加したことがあります。本日は夕方、かねてより調べておいた「ミュンヘン臨済禅道場」を訪れ道場のマスター並びに坐禅に来られた一般の方達と一緒に坐禅を致しました。
道中にて
道場の前にて
マスターが出迎えてくださいました
道場のマスター アンタイ・アンドレアス・トプシャット氏
毎週木曜日の18時半から 坐禅会を開催されています
和尚にとってドイツミュンヘンで坐禅をするのは初めてでどのようなシステムで坐禅会が開催されているのか大変興味がありましたが、参加してみて大変驚きました。実に見事なまでに坐禅規矩に準じて行われており、読経もすべてが日本語で、参加されている方々も日本語で読まれているのには感心いたしました。
約3時間あまりの坐禅でしたが大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。また坐禅終了後には和合茶礼があり、お茶菓子のマカロンには驚きました。とても美味しく思わず2個頂きました。
約3時間の坐禅会を終え、参禅者の皆様と記念撮影
ホテルへの帰路の際にはアンタイ氏が近くの駅までお見送りしてくださり、再会を約束して別れました。国は違えども禅に言葉は要りません。実に楽しい充実した時間を過ごすことが出来、心から感謝したミュンヘンでの一日となったようです。友峰和尚より