和尚のちょっといい話
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ドイツ・ミュンヘンの朝 / 宿泊したホテルにて
フランス・アンジー市ギャラリーでの「日本禅文化交流会」開催の疲れが今になって出てきましたが、それでも当初の日程に沿って行動を続けています。フランスからドイツ・ミュンヘン市に移動し市内のホテルに宿泊していますが、街の風景がどことなしか日本の都市の雰囲気と似た感じですっかり馴染んでいます。
昨日は休息を兼ねての史跡巡りとなりましたが、教会などは歴史があり1754年創建の世界遺産「ヴィース教会」は実に目を奪われるような装飾が施されており、否が応でも神聖な気持ちになりしばらくの間静かに世界平和を祈りました。
ドイツバイエルン州南部・ヴィースにある 世界遺産「ヴィース教会」
今朝方は野口先生始め参加された御社中の皆様が帰国の途につくため朝食を共にし、出発前に皆様に御挨拶をさせて頂きました。約1週間に渡る今回の日本禅文化交流の旅でしたが、これまでとはまた異なる感覚を覚えたものでした。
今朝 ホテルへ迎えに来てくれたガイドの佐々木さん
ロビーにて 帰国される野口御社中の皆様をお見送りいたしました
文房流晴心会野口支部 野口翠智先生と
6月14日 フランス・アンジー市「日本禅文化交流会」
野口翠智先生
御社中方々が、各所にいけばなの作品を展示されました
清々しい好天気のもと 御茶会を開催
ご来場の方々の前で 禅語を墨書いたしました
アンジー市はパリから車で約2時間ほど離れており日本人との接触はまったく皆無の地域らしく、地元市民の方々と親しく交流が出来た事を嬉しく思っております。自分の一度きりの人生の中で、異文化の方々との色々な交流と経験を通して「禅」の素晴らしさを改めて実感します。日本の禅僧の一人として只管己事究明に専心して参りたく願って止みません。本日はミュンヘン中央駅近くのホテルへの移動日となりましたが、明日からは坐禅会に参加したいと楽しみにしています。友峰和尚より