和尚のちょっといい話
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ミュンヘンの朝を迎えました。北海道と同じ緯度らしくとても涼しく初夏の風情を感じます。今日は久しぶりの休息日となり、野口先生、御社中参加者と一緒にミュンヘンで一番人気の城を訪ねました。
現地日本人ツアーガイド の 佐々木さんです
延々と続く 雄大な農園風景
ミュンヘン中心部から約2時間あまり走ったところの小高い山の中腹に建てられた「ノイシュバンシュタイン城」を目指して午前9時にホテルを出発しましたが、道中に広がる雄大な農園風景には圧倒されました。日本の北海道の風景にも似ていますがスケールの違いを感じ、地平線まで農園が広がり馬や牛の放牧されている数はすごいものです。風景を眺めているだけでも充分に癒されますが、あとは深い眠りに落ちていきました。
ノイシュバンシュタイン城
ドイツには古いお城が沢山ありますが、ノイシュバンシュタイン城は日本でいう明治時代に当時の王様が建てた城で比較的に新しいそうです。約2時間ばかりの拝観でしたがWi-Fiによる携帯用受信機をもらい実にわかりやすい説明がなされ、充分に城を楽しむ事が出来ました。
城の建つ山を登るための シャトルバス を待つ列
野口先生と皆様 連日のハードスケジュールのなか元気に過ごされています
ガイドの佐々木さん
城下に広がる湖の前で
ノイシュバンシュタイン城を拝観した後には「ヴィース教会」を訪ね参詣しましたが、キリスト像の眼から涙が流れたことで有名な教会だそうです。現在は世界文化遺産になっており世界中からその奇跡を信じ信者の参詣が絶えないとのことでした。キリスト教では奇跡を重んじますが、あらゆる宗教に於いても超常現象や奇跡をを信じて入信される方が多いように思うものです。
城の上空を飛ぶ パラグライダー
さて今回の日本禅文化交流の旅もいよいよ終盤に入り、明日は野口御社中参加者の皆様が帰国の途に就かれます。和尚はもうしばらくミュンヘンに滞在し、日本の禅僧として地元臨済宗道場の坐禅会に参加したいと楽しみにしています。人生は何事も出会いから始まりますから仏縁を求めて参りたいと願っています。今のところ元気に旅を続けており感謝の毎日です。皆様におかれましてもくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より