和尚のちょっといい話
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パトリックさんが 来寺くださいました
金沢大学准教授のドイツ人・パトリックさんが午前中に来寺くださり、6月のドイツ・ミュンヘンでの坐禅会参加の際の2ヶ所の道場までの道順や滞在中のマナーなどについて教えて頂きました。「所変われば品変わる」ではありませんが国が違えば習慣もマナーもそれぞれですから、本日は時間をかけてヒヤリングしながら詳しく教えて貰った次第です。
金沢大学で 哲学の講義をされています
聞けば聞くほどにミュンヘンを訪ねるのが楽しみで、出発日が近づくに連れ緊張感も増してきました。全国ニュースでも伝えられていましたが現在過去最高の外国人観光客が来日されているそうで、卑山カフェにも最近急激に増えて来たように思います。本日も土曜日という事もあってゆっくりカフェを楽しむ外国人観光客が来られていました。
宝勝寺山門前庭にて オオヤマレンゲ
午後1時半より 宝勝寺檀信徒 津田家 年忌法要
卑山お檀家・津田家年忌法要のため東京から御来寺くださり午後1時半より本堂にて厳修し、法要終了後にはふれあいパーク霊苑「奥の院」にて墓前供養諷経を修しました。本日は小雨模様の気候となりましたが霊苑内の薔薇がちょうど満開を迎えており、梅雨のような雨の中でよりいっそう色を鮮やかに濃くしまるで祖霊を偲ぶかのように荘厳な雰囲気を醸し出していました。
故、津田潔様とは生前親しく歓談した時のことが走馬灯のように思い出され、祖霊供養とともに故人を偲ぶことが出来た一日となりました。全てが円成した後は東京に戻られる予定の時間まで奥様はじめお二人の御子息と故人を偲びながら懇談させて頂きました。
津田家御家族皆様とともに 御供養の茶礼をいたしました
故人の御霊に対しての報恩菩提と追善供養が法要の要ですが、和尚も歳を重ねるごとに父母に対する慈恩の念と感謝が深まるばかりの今日この頃となっています。明日以後も祖霊供養が続くなか仏教伝道の場としても精進して参りたく念じています。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より