和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4294話 】
2025年 05月 20日 談

少林寺墓域に 除草剤を散布しました

 

6月の渡欧に於ける禅文化研修旅行が迫るなか金沢兼務寺院4ヶ所の留守中の管理整備が課題となっており、本日は休息日を返上して少林寺墓域の除草剤散布ならびに寺院水回り点検などの作業をしました。

 

 

6月7月は梅雨時季にも当たり、長雨になるといっきに雑草が勢いを増し手の施しようが無くなります。「人生の全てはタイミングに有り」とは和尚の座右の銘の一つですが、禅の言葉に「遅八刻(ちはちこく)」ともあるように何事も遅れを取っては元も子もありません。ゆえに常に天候の状況に睨み合わせ除草剤散布のタイミングを計っています。

 

宝勝寺中庭にて

 

帰山後は中庭に杉苔を補填し、こちらも梅雨入りを前に大方の庭整備を済ませました。ここ数日間は外作業に精を出したためか顔が真っ黒に日焼けし、まるで羅漢の形相となり大変気に入っています。

 

 

 

 

さて墨蹟禅画と坐禅警策棒など丁寧に梱包してフランス・アンジー市への全ての送付を無事に終え、これで一安心といったところです。今回は坐禅指導並びに書道の実演指導と華展・お茶会が予定されていますが、野口翆智先生と御社中による文房流生け花の実演の際には和尚も是非参加したいと願っています。

 

 

宝勝寺境内に植えられている初夏の草花が満開を迎えており、金沢にお越しの際には是非お立ち寄りくださいますようお待ち申し上げております。友峰和尚より

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