和尚のちょっといい話
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晴天の大安禅寺 鐘楼
自坊に帰山して一番感動するのは本堂正面の白山連峰から昇る朝陽を拝むことです。白山連峰の姿そのものも美しいのですが、山頂から昇って来る朝陽には言葉も無いほどです。合掌低頭して暫く感謝の気持ちを捧げました。
午前中には、順調に進められている修復工事の中嶋現場監督と文建協の伊藤主任とともにアトリエで和合茶礼をしましたが、現在は素屋根解体が行われており第4期・庫裡修復工事のための準備が進められているとの事でした。
アトリエから望む 白山連峰
本堂を覆っていた素屋根の解体が始まっています
アトリエにて 茶礼をいたしました
文建協の伊藤主任 と 中嶋現場監督です
茶礼後に本堂修復現場を視察し、また久しぶりに元花しょうぶ園やバラ園なども見て回りましたが、どこもイノシシ被害にあっており見るも無残な状況には唖然とするばかりでした。今秋には猪柵を強化し元の姿に復活させたいと願っています。それにしましても和尚自身の身体の衰えを悔やむばかりの視察となったようです。
境内の青葉若葉
さて午後より宝勝寺に植栽する為のアオキ、紫陽花、花菖蒲などを掘り起こす作業をしましたが、故郷に戻るとやはり自分の手掛けた植物が気になるものです。もしも神様が和尚の願いを叶えてくださるなら40代の若さが欲しいものです。「人生心の花を咲かせましょう」とは和尚のキャッチフレーズながら、大安禅寺の境内一帯を更に色々な花で埋め尽くしてみたいと思う今日この頃です。相変わらず寒暖の差の厳しい日々が続いていますが、皆様にはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より