和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4278話 】
2025年 05月 04日 談

ニシキギ の みどり

 

朝方まで愚図ついていた雨も午前中には上がり、午後からは気温は上がらないまでも良く晴れ渡り清々しい日曜日の一日となりました。今日は「みどりの日」ということもあり、明日の「こどもの日」を前に子供連れの御家族が多く寺カフェを利用され久しぶりに終日賑わいを見せました。

 

 

 

コロナ禍以前のような整理券を配るほどのような混雑は有りませんでしたが、それでもようやく国内旅行を楽しむご家族連れが増えて来た事に安堵感を覚えるものです。気温が低かったせいもあり和尚お気に入りの茶室前のお花に囲まれた庭の席を利用する方がなかったのは残念ですが、明日の子供の日はきっと暖かくなることと思います。

 

 

 

 

本日はカフェのほうはスタッフにお願いして、午前中より少林寺に出向き墨蹟制作に没頭しました。フランス・アンジー市では柔道場をお借りして坐禅会を開催予定となっており、墨蹟も武道に関する漢字や華道茶道に関する字も書いてみましたが、明日からは花の絵も描いてみようと思っています。これまでの海外墨蹟展での作品とは趣の異なったものを展示したいと願っています。

 

 

さて明日は「こどもの日」、77歳の和尚にも当然ながら幼少の時期はありました。4人の姉兄妹の為に母親は必ず子供の日には手作りのお菓子や料理でお祝いしてくれました。今更ながらに母親の子供を思う優しい思いやりの慈愛に感謝あまりあるものを想います。子供達の無事成長を心から祈念したいと思います。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

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