和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第4165話 】
2025年 01月 11日 談
明日の午前10時より今年最初の行事となる「修正大般若祈祷会並びに檀信徒新年会」開催を前に本日は蒔田総代による会計監査が行われ、引き続き藤田総代と愈好亭にて年頭の御挨拶と茶礼をしながら新命和尚より新年度計画についての説明を受けました。
今朝、大安禅寺のアトリエにて 藤田通麿総代とともに
心配された降雪も一服して時折陽の差す穏やかな一日となり、昨日までの荒れ模様の天気が嘘のようです。修行道場の言葉に「寝忘れ」という特異な言葉がありますが、昨晩は久しぶりに自坊での就寝で今朝方は5時に起床しようと思っていましたが7時半まで爆睡してしまいました。
午前9時に藤田総代が新年の御挨拶に来られる予定でしたので急いで部屋を整えましたが、やはり故郷は気持ちが緩むせいかなんとも母親に抱かれる赤子のような気分に浸れるものです。
愈好亭にて年頭の御挨拶 新命和尚より新年度計画についての説明がなされました
左側から 蒔田総代 と 藤田総代 です
禅語に「放下着(ほうげじゃく)」とあるように和尚の生まれた故郷での日常はまさに「放下着」で心地よい安心感を覚えます。成る程!歳を取ればとるほど世の中の道理がよく見えてくるもので、77歳ともなれば日々「放下着」の心境で過ごして参りましょう! 故郷はいいですね!最高です!明日の大般若御祈祷会では全身全霊で「放下着」を実践したいと念じています。その意味は「なにもかも捨て切ったところが安全安心である」。ごもっともごもっとも。友峰和尚より