和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第4060話 】
2024年 09月 28日 談
穏やかな清秋の風情満載の一日となりました。卑山ふれあいパーク霊苑には御供養に参詣される方が午前中から絶えることなく訪れています。和尚が理想とした霊苑の姿でも有りますが、墓前にはお花が供えられ線香の煙が秋風に乗って苑内の隅々にまで行き渡っていました。
午前10時半より 小林家 御墓前御供養諷経
午後2時より 西川家一周忌祥月忌法要を修業いたしました
午前中には墓前供養が修業され、午後からは本堂にて西川家御親戚皆様のご参列のもと一周忌祥月忌法要が厳修されましたが、秋季彼岸会後もお参りが続いています。今年の年中行事は全て終了していますが寺院の面目は常に祖霊追善供養修業にあることから、現在の宝勝寺の姿を嬉しく思っています。
夕刻 金沢市在住 大安禅寺檀信徒の井上様が 来寺くださいました
大安禅寺から現在進行中の諸堂修理保存工事の経過報告を受けるにつけ「令和の大修理」の大変さを痛感すると同時に、留守を預かる新命副住職の苦労を知るところです。重要文化財の本堂が次第に修復完成度を増すにつれその喜びもまた倍増し、令和7年12月の本堂修復工事完成を心待ちにしています。さて朝夕はうっかりすると気温の変化で体調を崩しますから皆様には十分に気をつけて頂きたいと思います。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より