和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3765話 】
2023年 12月 08日 談
12月8日はお釈迦様が悟りを開かれた日「成道会(じょうどうえ)」で、6年間の苦行ののち尼蓮禅河(ねれんぜんが)のほとり、菩提樹下で禅定に入られ12月8日の明けの明星が輝くころ忽然として悟りを開かれ仏陀となった、仏教徒にとって大切な日でもあります。
修行時代を思い出しますが、12月のことを臘月(ろうげつ)とも言い、12月1日より8日午前5時までの1週間、「臘八大接心(ろうはつおおぜっしん)」と言って不眠不休の修行に入り坐禅三昧の行を続けますが、実に想像を絶するほどの難行でした。今思えば本当に懐かしさでいっぱいになりますが、1週間の苦行より自分がずいぶん若かったことを思い出します。釈尊は80歳で涅槃(遷化)に入りましたが、和尚も75歳ですからあと5年ということになります。「一期一会」の言葉が身に染みる今日この頃だけに、更なる努力を続けていきたいと念じています。
須貝総代御夫妻が 年末のご挨拶に来寺くださいました
完成した茶室縁側を御覧になっているところ
寳勝寺 志納所の大掃除
さて今日は金沢への移動日となりましたが、寳勝寺では師走大掃除が進められていました。和尚も今朝方は早く起床して庫裡をはじめ玄関や自室の大掃除をし、帰路途中の給油所では車の洗車をしてもらいました。お掃除お掃除ホイサッサ、あっち福福ホイサッサと大晦日まで徹底して掃除をして参りましょう!友峰和尚より