和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3357話 】
2022年 10月 26日 談
神戸市三宮にて ホテルからの景色
葬送の儀のため昨晩は神戸市三宮に宿泊しましたが、和尚が知っている神戸は今から約50年も前の街並みですっかり様変わりしていました。高層ビルが所狭しと立ち並び、あの平成7年に起きた未曾有の阪神淡路大震災の悲惨な状況はまるで夢だったかのように何処にも確認する事は出来ません。JR阪神線で若き時代の修行道場であった西宮市や月参りに出向いた芦屋、夙川、甲子園、尼崎など車窓から見る景色は実に懐かしく、電車で通っていた当時の頃を思い出していました。
もちろん大阪駅もすっかり様変わりして近代的ビルが立ち並ぶ姿には圧倒されます。本日は法務を終え金沢に向かいましたが、琵琶湖を越える辺りから昔と変わらぬ田園風景に安堵感を覚えるのは和尚も歳をとったからなのでしょうか。
さて10月も残り少なくなって来ました。そろそろこの1年を振り返り来年の計画を立てなければとカレンダーと睨めっこしていますが、来年は大休息の年にしたいと願っています。来年1月25日には正真正銘の後期高齢者となるだけに、75歳以降の働き方改革を模索しながら働くスピードをコントロールしつつ少しずつ前進して参りたく思っております。長生きは ただ働くの他は無し 流るる水の腐らぬを見よ! ごもっとも!ごもっとも! 友峰和尚より