和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3234話 】
2022年 06月 25日 談
寳勝寺をはじめ金沢兼務寺院の盂蘭盆施餓鬼会がまもなく厳修されますが、これまでは御参詣くださった方々に寺町5丁目の「さいだまんじゅう」をお配りしていましたがこの5月31日を以てお店を閉じられ、誠に残念に思いました。
酒まんじゅうがとても有名でした 妙立寺門前 の さいださん
行事の度ごとに真前にお供えして来た「さいだの〝酒まんじゅう〟」は大変美味しく、自坊に帰山する時はよくお土産にしていました。また赤飯やお団子なども出来立てほやほやを買い求め、茶礼時に使用したものでした。ここ数年はコロナ禍でお店を閉めることも多かっただけに心配していた矢先の閉店でした。本当にこれまで大変お世話になり、心から感謝と御慰労を申し上げたいと思います。
今年からは御品として「布巾」を差し上げる事としました。前妙心寺派管長・河野大通老大師筆の布巾で「よしもあしきも 一つにまとめ 洗いそめたる こぞの月」と書かれており、その意味は「お月様が分け隔てなく万人万物を照らし出すように、分け隔てする心を洗い落して元の心に立ち返るならば爽やかな心境で過ごすことが出来るでしょう」と有り、全くにごもっともでそうだとは思いますが、中々思うように成らぬ世の中ゆえに努めて日々精進あるのみです。盂蘭盆会には霊供膳と共にお盛物を沢山お供えして祖先の恩・父母の恩に感謝申し上げたいと思います。友峰和尚より