和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3215話 】
2022年 06月 06日 談

 

いま大安禅寺 枯木堂で「華展」が開催されていますが、中でもひときわ豪華絢爛で初夏の風情とともに清楚さを感じさせる文房流晴心会野口翆智先生並びに御社中の生け花の大作が訪れた多くの鑑賞者の眼を引いているそうです。

 

文房流晴心会野口支部 華展 「花開きて世界に香し」

 

お花のブルーとイエローはウクライナ国旗をイメージしていると思われ、扇形に広がりを見せる緑の葉は平和を意味し、戦争の終結と世界平和を願ってのこの度の華展テーマでもある「花開きて世界に香し」となっているのだろうと思うものです。また御社中皆様の生け花も見事で、約3年ぶりの卑山の華展開催に如何に作品に全力を注がれているか思い知ることが出来ます。

 

枯木堂に展示された いけばな作品

 

 

 

 

文房流晴心会野口支部 野口翠智先生 と 御社中の黒川翠江先生

 

 

新型コロナ感染拡大でここ数年色々な催事が軒並み中止されてきましたが、ようやく収束の兆しが見え始めこの度の華展開催決定となりました。開催期間が7日までと短いだけに、より多くの皆様にご鑑賞頂けたらと願うものです。

 

本日の 花しょうぶ園のようす

 

さて7月のお盆月に向けて目下金沢兼務寺院の掃除とその準備に当たっています。和尚も70歳を越え寺院護持について後継者を模索していますが、今はひたすら全力で法務遂行に集中しています。寺院後継者問題はこれからも宗派にとって大きな課題となっていくように思う今日この頃です。友峰和尚より

 

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