和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3210話 】
2022年 06月 01日 談
紫陽花 筑紫
今日から6月 水無月(みなづき)に入りましたが、午前中に少林寺檀家総代 宮崎幽斎家の月参りに出掛け、帰山後は今日が月初めということで総供養諷経を修業しました。やはり気持ちの中では今年も後半という感覚があり身の引き締まる思いでした。
午前中、月初めの総供養諷経をいたしました
高橋ナオミさんとともに
先日から宮城に里帰りしていたガラス工芸作家の高橋ナオミさんが金沢に戻ったとの事でご挨拶に来寺され、職員と共にしばし歓談しました。彼女の作品は応接間に展示されていますが、今後は精力的に作品制作に挑んでいきたいとの報告を受け益々の御活躍を願うものです。
「 一に掃除 」の色紙描きをしました
午後からは大安禅寺から依頼を受けていた志納所用色紙描きに専念しましたが、しばらく筆を持つことが無かったためか新鮮な気持ちを抱きながらの作業となりました。先月くらいからは新命玄峰和尚の「生き生き法話」も再開したようで、そう言えば久しぶりに観光バスが幾台も連ねて高速道路を走っている光景に出会い懐かしく思うほどでした。
日中友好の朝顔 苗床の準備
コロナ禍の中、ここ数年は観光バスの姿も見られなかっただけに、大安禅寺観光再開にも明るい兆しが見え始めたような気がします。しかし「待てば海路の日和あり」とは申せ、世の中はまだまだ苦難の中にあり、このカオス状況から一日も早く抜け出すことを祈るばかりの今日この頃となっています。友峰和尚より
山桃草