和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2537話 】
2020年 07月 28日 談

本日火曜日は休寺日で、本当に久方ぶりの大休息の一日でした。ブログにも載せましたが、振り返ればお盆月ということで盂蘭盆会法要と墓前諷経の話題ばかりが続いた一カ月間でした。

「 関 かん 」

連日お経三昧だったため寝ていてもお経の声が聞こえてくるような錯覚を覚えましたが、よくよく耳を澄ませば夏蝉の激しく鳴く声が響いていました。耳鳴りか蝉の声か分らないほど読経に集中した一カ月!今日は「黙」に徹して喉安めの一日となったようです。

まもなく梅雨が明けるとの事で、職員が気を利かせ「夏用マスク」を買って来てくれたので早速「墨書」してみました。一枚は「関(かん)」、もう一枚は「黙(もく)」と書きましたが、意外とユニークな夏用オリジナルマスクになり気に入っています。

色々なマスクが登場していますが「墨蹟マスク」は初めての「おめもじ」かも知れません。そうそう、なぜ「黙」で「関」かと言えば、「黙」は飛沫防止!「関」とは関所のことでウイルスを通さない!の意味! お分かり頂けましたでしょうか?暑い夏を工夫しながら少しでも涼しく過ごして参りたいものですね。友峰和尚より

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