和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2409話 】
2020年 03月 23日 談

地蔵尊の御供養が修業されました

ふれあいパーク霊苑の入り口には卑山の歴史ある石造り六地蔵菩薩立像並びに子安地蔵が祀られています。「地蔵菩薩」は仏教の信仰の対象である菩薩の一尊で、サンスクリット(梵語)ではクシティガルバと言い、クシティは「大地」、ガルバは「胎内」の意味で、意訳して「地蔵」としています。

地蔵菩薩の御利益は、「大地が全ての命を育む力を蔵するように、苦悩する人々をその無限の大慈悲心で包み救う」ところから名付られたとされています。日本では民間信仰として、各村々の入り口に「道祖神」、特に子供を守る神様として信じられて来ました。また六地蔵とは「地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上」の六道を意味し、現世の苦悩から救う菩薩とされています。

㈱河原市石材 とともに

本日は快晴のお天気の中、地蔵菩薩のご供養を修業し、霊苑の無事を祈願しました。皆様もふれあいパーク霊苑参詣の折には是非お参りください。友峰和尚より

霊苑入口の 利休梅

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