和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2204話 】
2019年 08月 31日 談
大安禅寺 枯木堂
秋空の広がる爽やかな良いお天気の一日となりました。それでも全国的には秋雨前線停滞の影響からか、局地的に線状降水帯が大雨を降らしているようで油断は出来ないようです。久しぶりの自坊での法務遂行でしたが、本日は妻と共に部内・瑞源寺様へ御挨拶に出掛け、また副住職から依頼されている事務整理をしました。いよいよ明日から9月「長月」に入り直ぐに「秋季彼岸大施餓鬼会」の準備が予定されている為、限られた時間の中での事務処理となっているようです。
現在、仮正面玄関となっている 松雲院(しょううんいん)
年中行事は本堂が修理工事中で使用出来ない関係上、枯木堂(こぼくどう)で行われ、色々な工夫が求められています。現在は自室から枯木堂を通って仮事務所の「松雲の間」に向かうわけですが、その際、必ず開山堂を通るため有り難いことに卑山開山和尚・大愚宗築禅師の御像にお参り出来大変嬉しく思っています。今回の諸堂修理工事もきっと大愚宗築禅師恩徳のお導きと感謝しています。何もかもが御法縁の賜物です。「俺がやらねば誰がやる、今やらねばいつ出来る」の言葉を肝に銘じ頑張って参りましょう! 友峰和尚より