和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1830話 】
2018年 08月 22日 談

酔芙蓉 / 寳勝寺にて ( 見頃:9月下旬 )

気温が一気に37℃を超えました! 恐ろしや! 恐ろしや! あな恐ろしや! 午前中からアイフォンには熱中症注意喚起表示が出ずっぱりでした。熱中症対策としては「クーラーの良く効いた部屋に篭る」のが一番だと思いますが、されど部屋に篭っているわけにもいかず、午前中には酷暑の中を金沢市保健所に出向き「寺カフェ営業許可証」の更新申請をしました。時間の隙間を待ちかねていたかのように次から次へと新たな仕事が出てくるものだと、つくづく感心します。寺に戻った時には流石に「熱中症」になっていました。ニュースでは、貴乃花親方が突然倒れて意識不明となりけいれんを起こしたとか! まさにに熱中症の症状です! 和尚も急に頭痛が走り、目眩が生じて意識が遠ざかりました。どうかゆっくり静養されて元気になって欲しいものです。

 

「 直指人心 じきしにんしん 」 友峰 書

 

明日は月例の木曜坐禅会が夕刻6時半より開催されますが、「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」の心境を身をもって体験して頂きたいと思います。これだけの酷暑ですから、本堂内はしっかり空調を効かせて皆様の御来寺をお待ち申し上げております。「坐禅坐禅と言わしゃるけれど 腰の根太が痛うござんす」と、和尚の坐禅歴もかれこれ50年になりますが、たとえ坐骨神経痛が悪化しようとも坐禅ほど素晴らしい精神統一の手段は他に見当たりませんね。何事も「継続は力なり」です。しっかり坐禅をして、この猛暑を乗り切りたいと思います。友峰和尚より

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