和尚のちょっといい話
サラ・ローレンス大学個展 第2回打ち合わせ会のようす / 大安禅寺 書院にて
ニューヨーク州、サラ・ローレンス大学個展の二度目の打ち合わせ会が昨晩卑山で行われましたが、愈々開催まであと一か月余りとなり緊張してきました。参加者16名全員の出席のもと、入念にタイムスケジュールなどのチエックをしましたが、会合を重ねるごとにさらなる緊張感が増していく感じがします。今回の個展は大学のキャンパス内での開催なので、いつもとは随分違った思いで望んでいます。同行される野口美智子先生はじめ社中の皆様も楽しみにされている様子で、サラ・ローレンス大学では初めての開催となります日本禅僧による「墨蹟展」と日本文化の一つでもあります「お煎茶会と生け花展」の開催という事もあり、参加される皆様の心意気を感じ取った打ち合わせ会でした。
スケジュールについての詳細な確認が行われているようす
明日は中秋の名月ですが、無事に「円成」できるようにお月様にもお願いしようと、早速にススキとお団子をお供えしてお祈りしたいと思っています。人生にはいろんな試練がありその都度ハードなプレッシャーがかかりますが、そのプレッシャーこそが最大の宝物で、ステージアップを目指すための関所のようなものですね。個展開催日直前まで油断は大敵です。さて、今日は金沢市寺町「桂岩寺」様で和尚の特別法話がありますが、リスナーの皆さまは全てが坐禅会員の方々だそうで、なかには坐禅歴40年の方もおられると聞き及んでは和尚も力が入ります。「坐禅坐禅といわしゃるけれど 腰の根太が痛うござんす」って本当にそうですね。「坐禅三昧」なる言葉がありますが、理屈抜きで「坐る」ことが肝要です。いまから坐禅会員皆様とお会いできるのを楽しみにしています。久しぶりの法話です、頑張りまーす! 友峰和尚より