和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第1590話 】
2017年 12月 25日 談
「メリークリスマス!」今日は内孫・永峰の誕生日ですから実に不思議な法縁を頂いたものです。おかげさまで今日で満一歳に成りました。家族、職員揃って書院でお祝いしましたが、卑山の後継者でも有り言葉にならない程の喜びを感じます。子供の頃からお誕生日は格別な日で、お正月やお盆の祭りより遥かに嬉しかった事を思い出します。母親が心を込めて作った料理や父親からのプレゼントは幾つになっても忘れられない思い出です。
和尚の生まれた当時は終戦後の社会復興期の困難な状況にあったと思うだけに、毎年欠かさず祝ってくれた両親には感謝の念で一杯です。自分が親から受けた感動は自然に次の世代へと継承され、気がつけば孫の誕生祝いをしている自分に驚きを感じています。父親が生前、サンタクロースの恰好をして我が子達にプレゼントを配っていたことがつい先日の出来事のようですが、「光陰矢の如し」とはいえ、今また同じ光景の中に自分が居る事を幸せに思います。
サンタさんのプレゼントのお礼に、孫達が一所懸命じいじ・ばあばのために歌を歌ってくれました! それは孫達からの素晴らしい贈り物でした。また夕食は息子の嫁が心づくしの料理を作ってくれ家族皆で再びお祝いすることになっています。神様仏様と共にハッピーな一日を過ごすことが出来ることを心から感謝したものです。友峰和尚より