和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第364話 】
2014年 08月 21日 談
日中友好の朝顔 / 寳勝寺山門にて
「光陰矢のごとし、時人を待たず」本当に和尚に残されし人生時間が矢の如くに過ぎ去っていきます。「今までは他人の事やと思うたが俺が死ぬとはこいつぁたまらん、くわばら、くわばら」ってあの有名な一休和尚がシャレコウベの付いた杖を突きながら「ご用心!!ご用心!」と言って道を行き来したとか。なるほど!と、ほぼ和尚も諦めの境地です。やらねばならないことが年を追うごとに増えていくのはいったいなんでやねん!と吠えてみたところで理由は簡単です。肝心要の身体能力の激減が原因なのですから。
寺町台まちづくり協議会の宮本会長さまと山田さまです。2014.8.18
桂岩寺様の坐禅会「一如会」の林さまです。2014.8.20
一昨日からお客様の応対が続いています。どの御方も長い長い苦難の人生を歩んできたであろうと思われる皆様で、一言一句に重厚な人生経験を感じ取ることができる地元の長老の方々です。寳勝寺に住寺して丸三年、次第に活動も広がりを見せ始めています。
寺町台まちづくり協議会の皆様、城南公民館事務局の皆様とともに 2014.8.21
ヨシダ宣伝株式会社の吉野様・須貝様とともに 2014.8.21
最近しみじみ法縁の不可思議を感じ取っています。人生、人それぞれ、何がしかの御縁があって出会うわけで「偶然」の出会いなど一つもないと思うこの頃です。となりますと、生きている限りに於いては常に新たな出会いを楽しみに更なる努力を続けて行かねばと発破をかけています。このところ、和尚も次第に金沢に溶け込んで行っているようです。「所変われば品変わる」和尚にとって金沢は新鮮な話題が尽きない今日この頃です。
さていよいよ明日はブログも365回目を迎えます。昨年より開始した「和尚のちょっといい話」も無事に一周年を迎え、感謝の気持ちでさらに邁進していきたいと思います。友峰和尚より