1月, 2018年

第1608話

2018-01-12

新年の木曜坐禅会

一晩で50センチの積雪となった寺町。昨晩は今年最初の木曜坐禅会が開催され、猛吹雪の中を寳勝寺四天王4名の居士・大姉が見参! まず古田多聞天! 高倉持国天! 枝村広目天! 佐藤増長天! あっぱれ!あっぱれ! 堂内気温が1度ということで流石の冷え込みにストーブの加勢を得たものの効きめ無し。約1時間半の新年初坐禅の後は、温かいお抹茶で新年をお祝いしました。

猛吹雪でガタガタと寺が揺れる中での 坐禅会

新年初坐禅会 記念撮影 をしました

大雪注意報が発令されたため坐禅会を中止にしようとも考えましたが、和尚一人でも座ろうと敢えて中止の電話はしませんでした。しかしながらブリザードの中、4名の参加者を得て大満足でした! もちろん気合の入った坐禅会となったことは言うまでも有りません。

坐禅後の 茶礼 にて

「禅」とは何ぞや! 禅とは「単を示す」と書くように、まさにたった一人の心の中に住む「真人」と出会う事であり、その真人とは「根性玉」だと思います。「一無位の真人」の語は臨済宗の祖・臨済義玄禅師の言葉でも有りますが、言い換えれば「無心の心」とでも言いましょうか。兎に角無事に新年初坐禅会を成就出来て安堵しました。

さて、一夜明けて早朝より除雪に追われましたが、まだまだ油断できません。どうか皆様、くれぐれも雪道は安全運転で事故の無いように気を付けて下さい。運転三昧! 友峰和尚より

 

終日 雪除け作業に追われました

第1607話

2018-01-11

すっぽりと雪に包まれた 宝勝寺ふれあいパーク霊苑

久しぶりの大雪となった北陸地方、昨年とは打って変わって「ふれあいパーク霊苑」も辺り一面が雪景色となっています。朝から除雪に追われ、野町・少林寺にも出向いて積雪の状況を確認に行きましたが、八十六歳になる先先代住職の奥様がすでにお一人で歩道の除雪されていました。奥様曰く、「毎年やっていることですから」と、本当に驚きの精神力です。

奥様が除雪された 通路 が出来ていました / 少林寺にて

㈱ペット愛葬社様からの除雪応援 / 少林寺にて

少林寺境内は、除雪機械を導入しなければとてもとても人力ではどうする事も出来ないので、急遽、㈱ペット愛葬社さんに除雪応援を求めました。寳勝寺も、屋根雪が通路をふさぎ、こちらもお手上げで暫らくはそのままにしておくしか仕方がないようです。

寳勝寺 本日夕刻の 境内 のようす

さて、こんな時は堂内での坐禅が一番のようですよ。しんしんと降り続く雪もまた楽しからずや。「梅花雪に和して香る」の心境で本日の新年初坐禅会に臨みたいと思います。一日一日、気持ちが入れ替わっていくような感じの中にいますが、十四日にはすべてのお正月縁起物を片付けて「節分会」の準備に入りたいと思っています。雪はねし 老婆の背中 古寺閑か  友峰

 

第1606話

2018-01-10

風雪に耐える 錦木

明日の夕刻六時半から新年初坐禅会が寳勝寺本堂で開催されるに合わせ、本日はその準備と檀信徒祖霊総供養の諷経をしました。読経の持つ大神力の加護を得て、今年一年、檀信徒各家皆様が無事である事を願うばかりです。

禅宗の日常行の三本柱は「坐禅・読経・作務」で、それらどの一つが欠けても十分な法力を得ることが出来ません。では、法力とは何ぞや?と聞かれれば即「平常心(びょうじょうしん)」と答えます。「心こそ 心迷わす 心なれ 心に心 こころ許すな」の道語の如く、「こころ」は不確実で正体不明の存在ゆえからの言葉だと思います。三本柱の中でも坐禅ほど心が落ち着き又深い安らぎを体得できる手段は他に見当たりません。人間にとって、日々のこころの安らぎほど有難いものは有りませんね。健康体、気力、安心さえ充実しておれば実に快適です。

読経も大事で、お経を唱えると不思議な神力を感じるものです。特に陀羅尼(真言)には不可思議な御利益がありますから、皆様も唱えて頂きたいと思います。そして作務(さむ)ですが、一般的に掃除を意味します。特にトイレ掃除は徹底してやりましょう。禅語に「洗心」と有りますが、坐禅も読経も作務も、究極は洗心の行にほかなりません。仏教の教えとはそれらの実践から体得する「有り難い平常心」である事を承知して、明日の新年初坐禅会に参加して頂きたいと願っています。友峰和尚より

第1605話

2018-01-09

台風並みの冬型低気圧の通過で大荒れとなった金沢市内は流石に観光客の姿もまばらでした。火曜日ということで寺カフェはお休みし、和尚にとって正月明け初めての休息日となりました。午前中には㈱豊蔵組社長様始め幹部の方が年始に来寺され、昨年の今頃は霊苑改葬工事と本堂前通路全面工事中だった事を思い出していました。

去年のお正月は 霊苑工事の真最中でした

平成29年 1月の霊苑工事風景

㈱豊蔵組様との素晴らしい衆生縁を以って無事に工事も竣工し、あれから一年が過ぎ、今年は穏やかな寳勝寺での新年を過ごす事が出来ました。感謝!感謝!有り難う!おかげさま! 昨日は文房流晴心会・野口美智子先生と御社中の皆様がわざわざ福井から年頭の挨拶に来て下さり、短い時間でしたがとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。寳勝寺の新年の縁起物飾りはまだそのままにして有り、今暫らく「松 竹 梅」の神様に御休息頂きたく思っています。明日から北陸地方は再び大雪になるとか。どうか皆様に於かれましては、くれぐれもお風邪など召されないようお気を付けてお過ごしください。友峰和尚より

第1604話

2018-01-08

京都・清水焼土渕陶葊(とうあん)作のお茶碗

睦月三連休の最終日、雨模様のお天気となりました。気象予報では冬型の低気圧の通過で全国的に大荒れになるとか。最近は温暖化現象の影響か福井・金沢は比較的雪も少なく、有り難く感じるものです。観光客のために十四日までは御正月松飾はそのままにして、今しばらく新年の余韻を味わって頂きたいと思っています。

昨年末、新たに注文した京都・清水焼土渕陶葊(とうあん)作のお茶碗が届き、今年のお正月に花を添えてくれました。写真の如く実に絵柄といい、焼き付けといい、器の大きさといい、大満足の作品に仕上がっています。

㈱陶葊会長の土渕善英氏とは此の方五十年近いお付き合いがあり、大学時代にはよく訪ねたものでした。善英氏は陶芸作家でも有り、数々の優れた作品を作陶しておられ詳しくはインターネットをご覧頂ければと思います。寺カフェ利用のお客様にも大変好評を頂いています。以前、師匠から「お寺はどうしても暗いから、お客様用の茶器は明るい物の方がいいね」と言われ、積極的に美しい器で提供するようにしています。皆様も是非、新しい土渕陶葊作の清水焼お茶碗で一服のお抹茶を味わって頂きたいとお待ち申し上げております。

文房流晴心会 野口翠智先生始め社中の皆様が 新年の御挨拶に来寺下さいました

さて、この十四日には大安禅寺で「新年修正大般若祈祷会並びに檀信徒年賀会」が開催され、本格的に法務の始動となり、また二月三日には「節分会」が盛大に催され気持ちを少しずつ切り替えながら立春を迎えます。実に「日々是新たなり」です。皆様のご健勝とご多幸を願ってやみません。友峰和尚より

第1603話

2018-01-07

今日と明日にかけて全国的に成人式が行われます。和尚の成人式はもう50年も前のことで、当時は京都在住であった為、残念ながら地元主催の式典には出席出来ませんでした。今年成人式を迎える新成人は123万人だそうで、成人を心からお祝いしたいと思います。和尚の世代は戦後のベビーブームの中で約268万人が生まれたそうですから、現在のザーッと2倍ということになります。昭和22年から昭和24年にかけて合計約800万人が生まれ、その世代は通称「団塊の世代」と呼ばれています。我が国のバブル成長期を生み出したエネルギーも、団塊の世代の「数」の力が影響したのかも知れません。とにかく多勢に無勢ですから、現在の人口減少が気になるところです。

「石川雅朗が生きた八十年の軌跡」 2012年4月12日発刊

最近よく聞く「少子高齢化社会」という言葉ですが、その渦中にあって高齢者の方々が「自分史」を出版される傾向があるようです。先日、日頃からご厚誼頂いている富山県魚津市にお住まいの石川雅朗氏より、「石川雅朗が生きた八十年の軌跡」という出版本を御恵送頂き、さっそく拝読させて頂きました。傘寿(かさじゅ)のお祝いを記念して自分の人生史をまとめられたそうですが、石川氏は一代で石川製麺株式会社を築き上げ、現在は御子息に社長職を委ね会長として元気に活躍されておられます。

昨年末 大安禅寺へ御来山下さった石川会長御夫妻

石川製麺と言えば「雅朗うどん」と和尚が思うほど、会長の人生そのままに「こし一番!」で、名水つゆとセットで販売されており、人気を博しています。人生50年から今や人生80年の時代、誰もが色々な人生の苦楽を経験しながら歩んでおられることと思います。日々の想い出を綴って自分史を後世に残しておくのも大切な事だと思います。和尚のブログも自分の日々の記憶史として頑張って書いていきたいと念じています。ピコ! 友峰和尚より

第1602話

2018-01-06

今日から三連休となりましたお正月明け、皆様に於かれましてはお健やかにお過ごしの事と思います。寳勝寺カフェは新年を金沢市内観光で過ごすお客様の笑顔でいっぱいの一日となりました。いいですね!うらやまし限りです。和尚は相変わらず干支色紙描きに専念、まだまだ続きそうです。毎年そうですが、二百枚ぐらい描いてくると急に絵に動きが出て来ます。ほんのちょっとの筆遣いでずいぶんと雰囲気や動きが変化するものです。

皆様からは、「和尚らしくない可愛いワンちゃん」と好評を頂いていますが、「和尚らしくない」の意味がよく分かりません? 絵はビーグル風ですが、和尚はきっとシェパードか猟犬のようなイメージを持たれているのでしょうか? いやいや、身も心もトイプードルかスヌーピーなんですよ。とにかく頑張って描き続けましょう! 午後からは「ふれあいパーク霊苑」に御縁を頂いた方々と懇談しましたが、御両親思いの素敵な三姉妹ご家族でした。寳勝寺との御法縁に広がりを見せ始めた霊苑事業、これからも多くの方々との出会いが待っているようです。

桂岩寺ご住職様とともに

昨日、桂岩寺修正大般若祈祷会にてお世話になった桂岩寺ご住職が随喜御礼のご挨拶に来寺され、すっかり話し込んでしまいました。桂岩寺様は三十五歳という若さで将来が有望視されている禅僧です。現在は花嫁募集中!!ブログをご覧頂いている皆様!素敵な御縁を頂けませんか? 金沢寺町・五百羅漢の寺! 多くの御仏に守られながら、大いなる寺院興隆を願ってやまないものです。友峰和尚より

第1601話

2018-01-05

午前十時半より、寺町一丁目・桂岩寺新春大般若祈祷法要に随喜しました。曹洞宗御寺院十名ほどが出頭され、盛大な祈祷法要厳修でした。桂岩寺の御住職には寳勝寺、少林寺の盂蘭盆会始め日頃から何かとお世話になっています。金沢では「五百羅漢の寺」として有名で、本堂上段にはずらりと羅漢像が並んで安置されており、荘厳な雰囲気が堂内に広がりを見せていました。

今日はお檀家様のお葬儀のため法要途中で退堂となりましたが、正月修正大般若祈祷会に随喜出来た事に感謝申し上げました。一日を通して休息する間も無く法務に専念できたのも御祈祷御利益の法力のお蔭とこれまた感謝!感謝! 正月明けからパワー全開!さてさてこのパワーもいつまで持つやら? 自分でもちょっと心配しています。タモリさんやたけしさんから出されるコメントさえも、このところは加齢を意識した「健康管理」の話題が多いように思います。どうしようもない高齢者の共通話題!共通心配! 何とかならんものか!と思ってみますがどうにも仕方がない事ですね。「今やらねばいつ出来る 俺がやらねば誰がやる」この言葉を胸にしまって努力しましょう!友峰和尚より

第1600話

2018-01-04

降り続く 雪

夜が明けてみれば辺り一面銀世界の寳勝寺、まさに「洗心」の一語です。今日から仕事始め、お檀家の年頭回礼諷経に出向き、帰山後はふれあいパーク霊苑並びに卑山職員揃って年頭茶礼をしました。降り積もった雪も今年は大勢の職員の力でみるみる除雪され有り難し!有り難し!多勢に無勢です。

新年の檀信徒御先祖供養を修行しました

ふれあいパーク霊苑ならびに卑山職員との 年頭茶礼 にて

昨日の寺カフェは静かで落ち着きを見せた一日でしたが、本日は午前中より観光客の利用者でお正月気分が蘇えった感じでした。午後からは卑山須貝総代様ご家族が年始に来られ、年頭供養後は一同記念撮影で、先ずはめでたし!めでたし! 年の初めはスムーズに出発出来たようで、「安閑無事」なる禅語の真意を感じ取っています。

須貝家 新年の御先祖供養のようす

年の初めに 御家族揃って記念撮影

          

寒暖の差の激しい気候状況下でのお正月明け、お檀家様の訃報で今晩はお通夜に出頭します。「門松や 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」ご用心!ご用心!なんです。だからこその平生からの隣人とのご厚誼が大切です。「来る人も また来る人も 福の神」年頭のご挨拶が続く毎日です。友峰和尚より

第1599話

2018-01-03

昨年と違って今年の三賀日はゆったりとした感じで推移しているようで、北陸新幹線開業以来の金沢観光ブームも一段落と言ったところでしょうか。寺カフェの設えも全てがお正月モードで、各テーブルには縁起物の飾りと生け花とで華やいだ感じを演出しています。真前には鏡餅がお供えされており、堂内に流れる琴の音と共にお客様をお迎えする態勢は万全です。

平成三十年の幕開けは不思議なくらい実に穏やかで、寳勝寺山門もどことなしか清楚な輝きを放っているかのように感じます。金沢に御法縁を得て七年目を迎えましたが、卑山本堂の復興と霊苑の改葬工事を終え、漸く今年からは本格的な布教活動に専念できそうです。普請の関係で中断されていた「楽く楽く法話」や墨蹟禅画の創作活動にも力を注いでいきたいと気分を新たにしています。

同じ寺町にお住まいの 杉本様とともに

新しい抹茶碗 で 新年をお祝いしています

そうそう一月二十五日に和尚は古稀を迎えます! 七十歳を迎えることが稀(まれ)であった時代からすると、現代社会はずいぶんと長寿社会になったものです。昔より約二十歳は長生き出来る今日に於いては愈々「還暦」を迎えると言ったほうが当たっているかも?「まだまだ七十歳」「とうとう七十歳」「もう七十歳」、感覚は人それぞれです。和尚はと言えば、「やっと七十歳」だと感じています。同じ団塊世代の皆様!今年も宜しくお付き合いくださいね。友峰和尚より

« Older Entries Newer Entries »

Copyright© 2014 臨済宗妙心寺派 太白山 寶勝寺 All Rights Reserved.

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目5番地76号
電話:076-287-3870