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第1990話
和尚の「ちょっといい話」も今日で第1990話、あと10話で2000話です。来る2月8日が第2000話の記念日を迎える為、寳勝寺寺カフェで記念茶話会を催したいと願っているのですが? ブログを毎日読んでくださっている方々は是非御来寺下さい。一緒に「健康感謝茶礼」をしませんか! 因みに2月8日は金曜日です。
金沢に御法縁を得て8年目を迎えましたが、この間寺院の復興と法務遂行を通して檀信徒皆様との親交を今日まで深めて参りました。現在は寺町・寳勝寺、野町・少林寺、本多町・瑞光寺、傳燈寺町・傳燈寺の4ヶ寺の兼務住職を拝命しています。この7年、無事4ヶ寺の法務を遂行できているのも偏に両親から頂いた健康体のお蔭です。副住職の法話のテーマである「ありがとう!おかげさま!」こそがお悟りの心であると思います。
今日は福井より、友人の西川氏が訪ねて来てくれました。近くのお蕎麦屋さんで昼食を頂きながら四方山話に花を咲かせた実に楽しい休息日となったようです。遠くからお越しいただき心から「ありがとうございました」 和尚も元気が出ましたよ! 友峰和尚より
第1989話
「竹に上下の節有り」
早朝の気温が7℃と普段よりずいぶん暖かく感じたものでした。本日は少林寺お檀家の月諷経の為、いつもより早く起床して午前8時前には寳勝寺を出発しましたが、気温が1℃でも高いと身体の動きも軽快になります。昨日の全国ニュース報道では、先般より福井市で問題視されていた法衣姿での運転が認められ安堵しました。現代の僧侶が外出する時に着用している衣は「改良衣」または「従軍衣」と言って、運転する時も動きやすいように作られています。どういうわけか、法衣を着て運転中の僧侶が福井市内で交通違反の反則切符を切られたとの事。僧侶は全国に約14万人おられますから、すぐさまニュースに反応してユーチューブでも法衣姿で激しい運動をする動画がアップされ、その事もワイドショーで取り上げられるほどでした。
「松に古今の色無し」
今朝のお檀家様月諷経の際にもそのことが話題になりましたが、儀式で使用する正式な衣装とは違うことを説明しました。思ってもみなかった色々な事が話題になる時代ですね。大切なことは衣装よりくれぐれも安全運転に心掛けるべきだと感じ取った今回の「法衣着用交通違反」事件でした。友峰和尚より
第1988話
今年初めて除雪機が稼働しました! 今のところ例年より降雪が少ないのですが、今朝方の金沢は15センチほどの雪が降り、さっそく今年導入した除雪機をフル活動して境内の除雪をしました。昔の機械とはずいぶん進化したもので、手元のハンドルであらゆる操作が出来、しかも軽く使い勝手が大変良く感心しました。午後には雪も上がり晴れ間の見えるお天気となり、ほっとしたものでした。
金沢の観光人気はいまだ衰えを知らず、カフェを楽しむ旅行客の方が訪れていましたが、この時期のお客様はゆっくりと寛いでおられるのが印象的でした。1月もあと数日を残すのみとなり、光陰の過ぎゆく早さに戸惑いを感じながら干支色紙描きに専念しました。一年を通して多くの方々に御法縁を頂いているだけに、一人でも多くの方に干支色紙を差し上げたいと願い頑張って描いています。節分会にはご祈祷豆も添えたいと思います。今年の節分会2月3日は日曜日ですので、皆様には是非御来寺下さいますようお待ち申し上げております。友峰和尚より
第1987話
雪の中 消防訓練が行われました / 大安禅寺にて 新命副住職による御挨拶のようす
節分会の準備が進むなか、大安禅寺では防火訓練が午前10時より臨海消防署署員並びに地元消防団隊員皆様によって行われました。卑山重文建造物を始め、県指定文殊菩薩像や重要収蔵宝物を火災より守る為、毎年訓練が行われています。普段より火災には十分気を付けていますが、冬場は暖房器具を多く使用するためより一層の注意喚起が必要です。
和尚の幼少の頃の熱源は薪や炭で、火災に対する心配は今以上のものが有ったように思います。最近は金沢での法務遂行になっている分、常に自坊の防犯防災対策が気になっています。昔から恐ろしいものの例えとして地震・雷・火事・台風が挙げられますが、本当に歴史的建造物を後世に伝えて行くことは至難の業です。日頃からの防火防災に対する意識向上と訓練が求められています。
さて今日の防火訓練が現実の事とならないよう祈るばかりです。大雪が心配されましたが、それほどでもなくホッとしました。明日からは再びこの冬一番の寒気が北陸地方を通過するとか。皆様に於かれましてはくれぐれも風邪に気を付けてお過ごしください。友峰和尚より
第1986話
両親の遺影に線香を手向け、本日71歳の誕生日を無事迎えたことを報告するとともに感謝の言葉を捧げました。午前中に金沢へ向かいましたが、到着と同時に野口美智子先生始め御社中お一人お一人様から心温まるお祝いの言葉を御電話で頂き、誠に有り難うございました。また㈱ココ・プランニング様、関係各社の皆様、御檀家様、友人の皆様、職員皆様からもお祝いのお花やお言葉を頂き、本当に感謝申し上げます。
一昨日の夕食会には、妻と嫁が手作りの御祝料理で馳走してくれ、孫達を囲んでの賑やかなパーティーとなりました。また息子夫婦からは暖かい特大サイズコートのプレゼントを受け、何より嬉しく思いました。何人に於いても、誕生日ほど大切な記念日は有りませんね。祖先の恩、父母の恩、衆生の恩、三宝の恩に深く感謝申し上げ、更に人生の新たな一歩を踏み出したいと念じた誕生日となりました。友峰和尚より
第1985話
今から71年前、昭和23年(1948)6月28日午後4時13分に、未曽有の福井大地震が発生し死者3700名という多くの犠牲者を出しました。和尚が生まれたのがその年の1月25日で、生後5か月の出来事でまったく記憶も有りませんが、母の話によると夕方だったことが不幸中の幸いで辛うじて子供3人を連れ竹やぶに避難したそうです。
震源地は坂井郡丸岡町で、ちょうどお寺から真正面に当たり直下型の地震でしたが、鐘楼の釣鐘が地震の揺れでガンガン鳴ったとか。本堂や庫裏の倒壊は免れたものの殆どの建物に被害が生じ、渡り廊下などは全壊しました。昭和20年8月15日が終戦ですから、福井空襲を受け街の復興に全力を挙げていた矢先での大災害でした。そのような苦難な時代に命を頂いたことに宿命を感じ、この春から始まる卑山重文諸堂修理工事に全力で邁進して行きたいと念じています。
昨晩は家族全員で誕生会を開いてくれました。本当に有り難いことです。平成に生まれた内孫3人のはしゃぐ姿がいじらしく感じた、喜びの時間を過すことが出来たようです。友峰和尚より
第1984話
毎日コツコツと
もう完了かと思っていた干支色紙描きでしたが、職員より更に追加を依頼された為、楽しみにしていた休息を延期し急遽「延長戦」に入りました。いったいどれだけ描いたのかと毎年同じ事を考えながらの作業となったわけですが、今日は職員のサポートもあり着々と40枚を描き上げました。ここまで来ると随分と描くのが早くなって来たように思います。きっと更に必要になると思うので、引き続き頑張って30枚ほど描いておきたいと思います。
今日の夕刻には家族全員で71歳の誕生日を祝ってくれるとの事で、俄然元気が出ました! この25日が和尚の誕生日なのですが、金沢での法務予定のため前倒しでの誕生パーティーとなりました。妻が朝からお祝いの料理を作ってくれています。家族全員が健康で、無事であることが何より一番嬉しく有り難く感謝する毎日です。友峰和尚より
第1983話
大安禅寺ご詠歌婦人部の新年総茶礼が書院で行われました。事始めで愈々練習が今日から始まるということで、その前に全員で祝茶を頂きました。いつも発声のトレーニングをされているからか、御婦人皆様の姿も若々しく感じます。ストレス社会と言われている今日、腹の底から声を出すことはストレス解消にも繋がるそうですから大いに練習に励んで頂きたいと願っています。
福邦銀行 堀宮支店 の 支店長様とスタッフの方とともに
2月3日の「節分会」を目前にして、終日ご祈祷札書きをしました。この仕事は凡そ40年近く続けて来た和尚の担当ですが、そろそろ副住職に引き継ぎたいものです。一枚一枚、直筆で心を込めて祈願文と奉賛会会社名を記していくわけですが、本当に長きにわたって卑山を奉賛して下さり感謝の気持ちでいっぱいです。
近年、副住職との御縁を頂く奉賛会社も増えつつあり、有り難く思っています。商売繁盛!社運隆盛!家内安全!交通安全!健康安心!厄除災難消除!招福除災! 厄年を迎える皆様は是非ご祈祷にご来寺下さい。全身全霊でご祈祷申し上げたく、お待ち申し上げております。友峰和尚より
第1982話
朝から寒々とした雪模様の天気となりましたが午後には止みホッとしました。雪国は一日でも降雪が遅いほうが助かります。昨日に引き続き干支色紙の落款捺しと多当紙(色紙を入れる袋)の表書きをしましたが、時折アトリエから望む風景に心を癒されながらの作業となりました。
数百年の歴史を有する多くの木々に囲まれたアトリエの空間は、時間の過ぎゆくのを忘れてしまうほどです。最近は金沢での法務遂行が増えて来たため、自坊の大安禅寺で過ごすときは務めて一人っきりでの時間を作るようにし、合間をみて坐禅瞑想をしています。坐禅そのものは場所を選ばないのですが、やはり閑静な山中に有っての坐禅は格別な自然との調和を感じます。普段は気づかないような、周囲から聞こえる色々な音にも敏感に感応するものです。しばらく留守をしていたためか、天井裏ではネズミの鳴く声がしていました。和尚の居ない部屋は小動物たちの楽園になりつつあるようです。友峰和尚より
第1981話
北陸特有の冬空 / 大安禅寺 玄関にて
和尚の「ちょっといい話」もあと20話で”第2000話”を迎えようとしていますが、その記念日となる日は2月8日です。2012年4月14日から開始した日々の「ちょっといい話」を今日まで毎日書き続けてきましたが、本当に健康の大切さ有り難さを身に染みて感じます。「一寸先は闇」という諺が有りますが全くその通りで、71歳にもなりますと更にその諺の信憑性を増してきます。ちょっとした事で健康を害し、なかなか元の状態に戻らないというのも加齢から来る現象ですから、十分な身体のメンテナンスが求められていると実感します。
和尚のアトリエにつながる階段
和尚の周りは80歳を過ぎても実に健康健全なる若々しい方々ばかりで、そういう方々とお付き合いしていますと自分も「まだまだ」と年齢を忘れるくらいです。最近では、全体的に見て超高齢者方々より60歳前後の若い世代の方が亡くなられる傾向に有り、大変心配しています。日本は世界トップの長寿社会を迎えていますが、60歳前後の皆様に於かれましては還暦後の充実した人生を送るためにも、自己の健康管理に十分気を遣って頂きたいと念じます。
和尚もしばらく体調を崩していましたが、神仏のご加護と皆様の温かい真心でようやく回復してきました。本当に御心配をお掛けしていましたが、感謝の気持ちを大切に法務に専心して参りたく思います。皆様、2000話達成の折には是非ご来寺下さい! 皆様とともに健康に感謝し、記念の茶礼を催したいと思っています。友峰和尚より
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