4月, 2022年
第3178話
本日 の 寳勝寺カフェ
4月最後の1日となりましたが今はゴールデンウイークの真っただ中。コロナ禍以前の寳勝寺カフェは多くの外国人観光客で大賑わいでしたが、本日は家族連れの観光客の方々が多く見受けられました。それもそのはず、ここ2年間は緊急事態宣言が発令されていたため、個人は勿論のこと家族連れの旅行など皆無であり今年は本当に久しぶりの家族旅行を楽しんでいるように思います。
寳勝寺カフェも2年ぶりの連休中開業となりお客様の動向が掴めない状況の中でスタートしましたが、実にゆっくりでは有りますがお客様が来られ家族団らんの楽しい会話が堂内に響いていました。
寺カフェ スタッフの皆さんです
大型連休はまだ始まったばかりですが、今年は2名の地元大学生の方にお手伝い頂きいつも加担くださる高倉さんを含め万全の体制で臨んでいます。ずいぶん長い間休業を余儀なくされていただけに、本日はお客様を迎え堂内にも活気が戻ってきたようで本当に有難く思いました。
地元大学に通う 学生アルバイトさん達とともに
さて明日から5月皐月(さつき)に入りますが、気温も上昇傾向で体の動きも幾分軽快さを感じます。暖かさと共にアウトドアでの仕事も多くなっていきますが、健康管理には十分気を付けながら頑張って参りたく思います。友峰和尚より
第3177話
ゴールデンウイーク の 寳勝寺カフェ
今日からゴールデンウイークに入りましたが、初日はあいにくの冷たい雨模様のお天気となり静かな出発となりました。寳勝寺カフェもコロナ禍が続いていたため約2年ぶりに連休中の開業となりましたが、出足はゆっくりした感じでスタートしました。
雨に濡れいっそう瑞々しい ふれあいパーク霊苑の新緑
本堂にて 満中陰忌法要が修業されました
和尚は午前午後とも法務遂行に専念しましたが、連休中は多くの御法要や墓参諷経が予定されているのもゴールデンウイークならではの現象かと思われます。本当に久しぶりに帰省される方が多く見受けられた金沢駅構内は大変な混雑だったことも合点できます。
長川さんが 御挨拶に来寺くださいました
今年は長い方では10日間の休みが取れるということですから、家族ぐるみでの旅行を計画されている方も多いかと思います。いずれにしましても全国の有名観光地が賑わうことは嬉しいかぎりです。ブログを日頃よりご覧いただいている皆様は如何お過ごしでしょうか? お時間有りましたら是非寳勝寺カフェに御来寺下さいますようお待ち申し上げております。友峰和尚より
第3176話
傳燈寺 の たけのこ
明日から始まるゴールデンウイークを前に寺カフェをお手伝いくださるスタッフ皆さんの昼食メニューのひとつとして、一昨日傳燈寺に出向いた折に頂いた筍料理を作ってみました。筍料理は和尚の手料理の十八番でも有りますが、昔取った杵柄ゆえに妻に電話して作り方の指導を仰ぎながら2品作りました。ひとつは定番の鶏もも肉と筍の煮物、もうひとつは若者が喜びそうなバター醤油炒めです。
材料を用意
寳勝寺の中庭で収穫した山椒です
鶏もも肉とタケノコの煮物
タケノコのバター醬油炒め
最近の若者の好物は何であるのかよく知りませんが、旬の野菜を食べてもらって元気に頑張って欲しいと願っています。今日はいつもよりずいぶん気温が低めでしたが明日からは平年通りの気温に戻るそうで、連休中の北陸地方は良いお天気に恵まれそうです。
さて、朝方テレビを見ていましたら「歌うお坊さん・幻想的なハモリの世界」と題して、今治市・海禅寺 薬師寺寛邦副住職がライブで般若心経を唱えておられるシーンが映し出され懐かしく拝見していました。
海禅寺の薬師寺寛邦副住職は「喫茶去(きっさこ)」という4人組のバンドを結成しておられ以前大安禅寺でも音楽ライブを開催しましたが、現在は僧侶ボーカルプロジェクト「薬師寺寛邦キッサコ」として単独で活躍されています。不思議な仏縁で結ばれている世の中ですから若き僧侶として今後も大いなる活躍を願うものです。友峰和尚より
午後 会計監査が行われました
第3175話
寳勝寺 境内のコデマリが満開です
嵐の前の静けさとでも言うのでしょうか? 29日(金)昭和の日より始まる今年のゴールデンウイークを前にして、寺町界隈は人の通る姿も少なく静まり返っています。今年は新型コロナウイルス感染防止策の発令も無く全国の観光地が多くの観光客で賑わうことを願っていますが、実際のところ蓋を開けてみなければ分からないのが現状のようです。寳勝寺カフェでも大型連休中に開業するのは2年ぶりのため万全の態勢で受け入れの準備をしていますが、以前のような活気が戻るには今しばらく時間が掛かりそうな気配です。
皆様は連休中のご家族での過ごし方などお決めになっていますでしょうか? 長い間休業を余儀なくされていた為、来客者に対する「おもてなし」など所作の不安が有りますが、今は一所懸命対応する事だけを考えています。以前はスムーズに動けた身体でしたが最近ではどうもぎこちなく、どうやら和尚の身体能力も随分低下しているようで、若い方々を見ていると実に羨ましく感じる年齢となっているようです。
さて、このところハードな日々が続いたため本日は休息日としましたが、やはり身体を労わることの大切さを強く思います。元気が有ればなんでもできる!! まったくにそう思います。元気の源は休息に有り!ガッテンです! 友峰和尚より
第3174話
傳燈寺にて 境内にある倉庫の整理をしました
本日は瑞應山 伝燈寺に出向き倉庫の整理と筍掘りをしましたが、以前からずっと気になっていただけに倉庫内の物を仕分けしながらの作業となり、ずいぶんと時間が掛かってしまいました。筍はいつもお世話になっている西川久行さんが既に用意してくださってあり、筍のほかにもウドや色々な山菜を頂きました。
古い食器やテーブル、暗幕、掃除用具など・・・
ガラス工芸作家の 髙橋ナオミさんがお手伝いしてくれました
境内地の竹林で タケノコ掘りをしました
伝燈寺町の 西川さんです
西川さんが掘ってくださった たけのこ
< 傳燈寺 境内の新緑の風景 >
寳勝寺を金沢兼務寺院4カ寺の拠点として寺院運営管理をしていますが、時々自然豊かな伝燈寺に行くことを楽しみにしており、今日などはしきりにウグイスや色々な野鳥の啼く声にとても癒されるものです。また筍掘りなど適度な運動で汗をかくのも大変気持ちの良いものです。お昼にはガラス工芸作家の高橋ナオミさんが手作り料理をご馳走してくださり、自然食材を使用したとても美味しいお料理でした。
境内から望む 村々の新緑の風景
本堂にて しばし 坐禅をしました
食事後は本堂にてしばし坐禅と歴代祖師諷経を修業しましたが、閑静な佇まいの傳燈寺はまさに別世界でした。今日一日では全ての整理整頓が十分でなかったため後日改めて倉庫の整理と草刈りに出向く予定となっています。
中国の禅僧 百丈懐海禅師(ひゃくじょうえかいぜんし)の言葉に「一日作(な)さざれば 一日食らわず」という有名な言葉が有りますが、成程その通りだと合点します。健康管理のためにも、また認知症防止のためにも「頭を使い 心を活かし 身体を働かせる」ことの大切さを思う今日この頃です。友峰和尚より
第3173話
モッコウバラが開き始めました / 寳勝寺境内
今年のゴールデンウイークは4月29日(金)から5月1日(日)そして5月3日(火)から5月5日(木)と3連休が2回有り、人によっては有給休暇も含めますとなんと10連休となり本当に大型連休となるようです。皆様はもうすでに連休中の過ごし方を計画されていますでしょうか? 寳勝寺カフェは久しぶりに開業するため和尚は休息を返上して法務遂行とカフェサポートに入りますが、5月5日(木)、6日(金)は流石に休みを取っています。
ふれあいパーク霊苑 薔薇のつぼみ
ふれあいパーク霊苑にも大型連休を利用して県外からの法要申し込みの方もおられ、参詣者の混雑が予想されます。いずれにしても観光客の方も含めカフェを利用して頂けるよう万全を期しています。
牡丹 / ふれあいパーク霊苑にて
奥の院 しだれ梅の実
さて昨日は長蔵寺様晋山式を終え夕刻には寳勝寺に無事戻りましたが、岐阜県美濃市のインターから高速道路で金沢西インターまで約240キロメートルあり、時間にして凡そ3時間半かけて運転したため今日はどっと疲れが出て朝起きが大変でした。この度は多くの僧堂修行仲間と久しぶりに歓談出来、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
卑山新命玄峰和尚の晋山式の準備にもそろそろ入らねばなりませんが、自分の晋山式がつい先日だったようにさえ思うもので、まさしく光陰矢の如しです。どうやら人生残りの時間も少なくなって来たようですから、閻魔様にお叱りを受けないよう更に頑張って精進して参りましょう!! 友峰和尚より
第3172話
長良川グランドホテルにて
長蔵寺様晋山式に出頭するため昨晩は長良川グランドホテルに前泊しましたが、金華山岐阜城が正面に聳える景勝の良い部屋を用意して頂きゆっくり休むことが出来ました。午前11時より長蔵寺新命英孝和尚晋山式が挙行されましたが、約60名近い僧侶が出頭され盛大で厳かな式となり、併せて前住董白和尚の退山式も修業されました。
長蔵寺様 山門側から望む山並み
鐘楼 と 宝塔
今がコロナ禍にあるため残念ながら稚児行列は中止となりましたが、爽やかな新緑の美しい長蔵寺山々と眼下に広がる板取川の清流の如くに、荘厳な雰囲気の中での素晴らしい晋山式となりました。式典後は本堂にてお祝いの斎座が振る舞われ、無事円成しました。
董白和尚 退山式
英孝和尚 晋山式
正眼寺霧隠軒老大師 御垂訓
国の重要文化財 舎利殿 多宝塔
舎利殿から 本堂を望む
さてゴールデンウィークを目前に、金沢市内有名観光地は県内外からの観光客で賑わっています。本当に久しぶりに見る光景ですが、やはり活気が戻って来るのは嬉しいものです。まもなくマスク不用の発令が出されるとか。もはやマスク姿が定着した世の中、今度はマスクを外すことに抵抗感を覚える昨今です。とにかく感染防止にはまだまだ気配りが必要かと思いますが、健康管理に充分気をつけながらゴールデンウィークを楽しみたいと思います。皆様のご来寺をお待ち申し上げております。友峰和尚より
第3171話
岐阜県 ひるがの高原サービスエリア
比較的暖かい朝を迎えましたが、皆様に於かれましてはお元気にお過ごしでしょうか? 新緑の季節、朝一番の境内巡回が楽しみな毎日となっています。本日は、岐阜県美濃市上野にある長蔵寺様での「新命英孝和尚晋山式並びに前住董白和尚退山式」に出席するため一路美濃市に向かいましたが、コロナ禍の影響を受け延期されていただけに出頭する事を心待ちにしていました。
偶然にも ひるがので、安国寺様(飛騨高山国府)とお会いしました
臨済宗妙心寺派寺院 洞雲山 長蔵寺
前住董白和尚様は、兵庫県西宮市・海清寺専門道場で修行していた時代の先輩でもあり当時は随分お世話になりました。これまでにも何度か長蔵寺様を行事で訪ねましたが、美濃市山間の景勝の地にあり、この度は「開山覚源禅師650年遠忌法要」も併せて厳修され、その寺院の歴史の深さを思います。
晋山式の打ち合わせをされているところ
長蔵寺開山覚源禅師六百五十年遠忌法要 厳修
美濃市は「美濃和紙」が有名で全国的にもその名が知られており、越前和紙と並ぶ日本を代表する和紙の里でも有ります。行事終了後の帰路の際にはいつも美濃和紙会館に立ち寄り、色々な和紙をお土産に買って帰るのを楽しみにしています。ここ数年は新型コロナウイルス感染防止のため多くの行事が延期また中止を余儀なくさて来ましたが、ようやくウイズコロナ政策と共に少しずつ催事も復活傾向にあります。まだまだ油断は出来ませんが、久しぶりに修行仲間と会えることを楽しみにしながら新命英孝和尚の長蔵寺晋山を心よりお慶び申し上げます。友峰和尚より
第3170話
ローダンセマム( 和名:朝霧小菊 )
早朝の5時にふれあいパーク霊苑の墓参をするため苑内の参道をぐるりと一周しましたが、タイミングよく鶯(うぐいす)がすぐ傍までやって来て美しい鳴き声を響き渡らせていました!「法~法華経」 ホ~ホ~、ホッケキョウ!と鳴く澄み切った音色にしばし聞き入っていました。
本堂にて 亡母の祥月命日忌御供養諷経を修業
今日4月22日は、今は亡き母の祥月命日忌であり午前中にご供養諷経を修業しましたが、早いもので今年で9回忌を迎えました。「ほろほろと 鳴く山鳥の 声聞かば 母かとぞ思う 父かとぞ思う」行基菩薩(668-749)の御詠ですが、本当に心から会いたい気持ちに駆られます。
本堂にて 御納骨法要が修業されました
午前中には本堂にて納骨法要が営まれ、ご親族は遠く北海道網走から御来寺下さいました。交通インフラが便利になったとはいえ、本当にご遠路御参詣頂き有難く思いました。故人の追善供養を通し、全国の方々との御法縁が広がりを見せていく宝勝寺ふれあいパーク霊苑の現在の様です。
さてゴールデンウイークを目前にしてどことなく気忙しさを感じています。連休中は寺カフェを開業しますので、皆様にはぜひ御来寺くださりごゆっくりして頂きますようお待ち申し上げております。友峰和尚より
第3169話
北陸自動車道 徳光パーキングから日本海を望む
寳勝寺に向かう途中、北陸自動車道の徳光パーキングエリア展望台に登って日本海を望む海は、初夏を思わせる暖かみのある穏やかな風景でした。まもなくゴールデンウイークを迎えようとしていますが、金沢市内は賑わいが一段と増して来たように感じます。
若葉のまぶしい ふれあいパーク霊苑
本日は気温が23℃と夏日に近い暖かさの中、午前午後とも墓前諷経と年忌法要諷経の一日となりました。法要を重ねるたびに参詣者御家族皆様とも親交が深まり、法要後の故人を偲ぶ懇談のひとときを大切にしています。大安禅寺での外作務(そとざむ)の影響もあってか、身体のあちこちに痛みが残り十分に回復を見ない中での法務遂行となっているだけに休息が欲しいところでしょうか。それにしてもこの時期のふれあいパーク霊苑内の草木は生命力を発揮するかのように生き生きとして実に見事です。読経の声もまた草木に英気を与えているように感じます。薔薇も順調に成長しており、5月上旬ごろの開花を楽しみにしています。
本堂にて 一周忌の法要が修業されました
境内の こでまり
さて大安禅寺のバラ園そして寳勝寺ふれあいパーク霊苑のバラとどちらもこれからが本番を迎えますが、日頃から徹底して管理されている担当者皆様には心から感謝申し上げたいと思います。本当にご苦労様です!お陰様です!おつかれ様です!有難うございます! 友峰和尚より
「 一華一葉活如来 」 渓仙 書
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