和尚のちょっといい話
大安禅寺花園流御詠歌婦人部 新年会にて / 大安禅寺 書院
朝、目覚めますと思わず口ずさんでしまうNHK朝ドラ「あさが来た」の主題歌「365日の紙飛行機」ですが、軽妙なタッチのとても覚えやすいメロディーと歌詞です。歌っているのは勿論AKB48の皆さんですが、特に歌詞の内容がいいですね。「紙飛行機」「自然の風」「365日」「夢」「願い」「飛ぶ」など、どの言葉も今の時代にぴったりの感じがします。本で言うなら表紙の挿絵が大切なように、ドラマはテーマソングが物語を盛り上げますから、ドラマの内容にとてもマッチした作詞作曲だと思いました。和尚にとって、NHKの朝ドラを毎日欠かさず鑑賞するなんていう事は未だかつて無かったことですが、ドラマの時代背景が明治維新以降我が国最大の変革期である事と、実際にあった話である事に加えて、各俳優の演技の素晴らしさにも共感を覚えるものです。
今日の午前中は卑山御詠歌婦人部の練習日で有りましたが、この御詠歌もまた年中行事の際には祭事を荘厳に盛り上げる役割を果たしていますし、その歌詞も御仏の心を詠んだ素晴らしいものです。自然世界は音のハーモニーの世界でも有りますから、リズムと共に一日を楽しく過ごして参りたいものです。一種のルーティンのような役目を果たしてくれているNHK朝ドラの主題歌、ドラマが終わっても、心に残る名曲としていつまでも口ずんでいきたいものです。ところで「和尚さんのルーティンはなんですか?」って。和尚のルーティンはもちろん読経です。読経で度胸をつける、これが一番です。友峰和尚より
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。