和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第888話 】
2016年 01月 23日 談
遂に「ホンダが飛んだ!」。22日、アメリカ・アリゾナ州フェニックスで、ホンダの創業者・本田宗一郎氏の夢とも言われたホンダジェット一番機がアメリカの空を舞ったという報道ですが、素晴らしいニュースだと思います。一機の値段が五億三千万円だそうですが、どの航空機会社よりも性能が優れているとか。世界のホンダが新たな注目を浴びているようです。その他にも「ASIMO]など、ロボット開発分野でも躍進を見せています。近未来には空飛ぶ自動車もお目見えするそうで、もはや未来の交通インフラの概念を一変させるかのようなニュースが続々届いてきます。
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ポップオーバーを焼いています
小型ジェット機の開発は当然のことながら空飛ぶ自動車の小型エンジン開発にもつながりますので、陸と空の乗り物の開発は一体のものだと思います。先進国の高齢化社会加速に伴う交通事故増加に対応するためにも、コンピューター管理による交通インフラの自動システム化が必須の課題となっています。これからも技術国日本の名声が益々世界を席巻する日が来る事を和尚も心待ちしています。以前、「国家の品格」という事が話題になりましたが、先人達がこれまでに成し遂げて来た「企業の品格」こそ、日本の誇れる「商道」であったと思います。ホンダの開発した小型ジェット機が「日本の品格」と共に世界の大空を舞う事に、大いに祝意を述べたいと思います。和尚も空飛ぶ自動車の乗れる日を楽しみにしています。友峰和尚より