和尚のちょっといい話
満開の藤 / 宝勝寺 本堂前庭にて
四月最後の日となりました。四月は昔の暦の読み方で「卯月」と言いますが、干支の順番で行くと「卯」の月になるところから卯月ですが、「卯の花の月」と言った方が情緒が有りますね。「春に黄色の花が多いのは何故?」という質問に対し、その答えは、花粉の交配の為にミツバチや昆虫類が最も好む色だからだそうで、思わず「成るほど!!」って思ってしまいました。そんな四月から、明日からは五月、「皐月」に替わります。皐月の意味は、耕作を意味する「さ」の古語から稲作の耕作月を意味する「皐月」になったそうです。成るほどね!しかし皐月なんていう響きは、競馬の「皐月賞」を思い浮かべる方も多いかと思いますよ。
いづれにせよ、五月は一斉に田んぼの耕作準備が始まります。この時期に大安禅寺から米どころの越前平野を眺める風景は真に「絶景かな!絶景かな!」 田んぼの水面が朝日に照らしだされてキラキラ光る光景には心を奪われそうになります。緑の美しい季節でもありますから、大いにトレッキングなどしてみては如何でしょうか。
第二回霊園改葬工事連絡協議会のようす
金沢市歴史建造物整備課の御担当者様、㈱いせや様、須貝総代様とともに
さて、和尚は寶勝寺での第二回霊園改葬工事連絡協議会に出席しました。少しずつではありますが、計画が前進して行くようでした。色々な人生の想いを形にするためには、多くの困難が伴います。されどどのような場合においても、あきらめず、粘りづよく、思いを強くもって事に当たれば必ず、実現の方向性を見出して行くものと思います。また一歩前に進んだ、今日の会議でした。友峰和尚より