和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第619話 】
2015年 04月 29日 談
まるで真夏を思わせるような陽気となりました本日、午前十時より、大安禅寺において「御像祭」が厳修されました。大安禅寺開基・松平光通公並びに松平家先祖代々、檀信徒各家先祖代々各各霊位の施餓鬼会法要が営まれたわけですが、今回は東京から御本家当主の松平宗紀様も御参詣に成りました。
今年で342回忌ですが、此れまで一度も欠かすことなく御供養が続けられて来ました。世代交代した部内御寺院の若き僧侶皆様の堂内に響き渡る読経には、大変感動いたしました。連綿として今日まで御供養が続けられて来たわけですが、「報恩謝徳」また「報恩菩提」の一心をもって、今後も脈々と引き継がれていくものと思います。「有りがたや 師の恩想う 如意のあと」という世語が有りますが、心から御供養を申し上げました。多くの参詣者皆様も、きっと大いに心を安んじられたのではないかと思います。和尚自身も、青年僧の朗々と唱える読経の声に、久しぶりに心の安らぎを感じさせて頂いた御供養日となりました。
さて、皆様は本日はいかがお過ごしになられましたでしょうか?ゴールデンウイークもこれからが本番ですね。どうか御心安らかにお過ごしください。友峰和尚より