和尚のちょっといい話
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本日のゆう散歩より 葉桜となった犀川沿いの桜並木
先般、石川県立歴史博物館学芸員の中井夏帆さんによって宝勝寺・少林寺・瑞光寺・伝燈寺の仏像調査が実施されましたが、寺町寺院群の各寺院には未だ公開されていない歴史ある貴重な仏像が多く祀られており今後の詳しい調査と公開が待たれるところです。

宝勝寺 地蔵菩薩半跏像

宝勝寺 釈迦如来坐像
宝勝寺にも創建当初から今日に至るまでに檀信徒より寄進されたと思われる数体の仏像が祀られていますが、どの仏像も深い信仰のもと寄贈されたものと推測されます。その中で本日は弁財天の一部損傷した箇所を補修しました。なにしろ卑山創建当初より約400年経過しているため仏像も色々な部所で欠損や持ち物が紛失していたりしており、少しずつながら修復復元作業をしています。

宝勝寺 八臂弁財天像
弁財天はインドの水と芸術の女神・サラスバァティが起源で、日本では音楽、芸能、学問、財運、水の守護を司る女神として大変人気があり伝燈寺の洞窟弁財天も有名で、毎年11月の「伝燈寺里芋収穫奉納祭」の折に弁財天諸願御祈祷会が厳修されています。卑山の弁財天は小さな厨子の中に祀られていますが、和尚お気に入りの女神でもあり呪文をお唱えしながら寺院の安全をお祈りしています。


さてこのところ法務が続いていますが、午後からは西村家御母堂様御通夜の準備をしました。故人はまもなく101歳のお誕生日を迎えられるとのことでしたが、生前は表千家茶道教室を通して多くのお弟子さんを育成されたとのお話をお聞きし、またお二人の御息女を立派に育てられ実に志操堅固にして温厚篤実なる御人徳に対し茲に謹んで心よりご冥福をお祈り申し上げます。清々しい気候が続いておりますが、皆様には恙なくご健勝にてお過ごしくださいますようご祈念申し上げております。友峰和尚より



