和尚のちょっといい話
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「 春はあけぼの ようよう白くなりゆく山際 すこしあかりて・・・ 」 清少納言の枕草子巻頭の文ですが、今朝方の大安禅寺から東方白山連峰を望む景色は平安時代当時の風情を偲ぶに充分です。白山連峰に霞がかかり穏やかな春の風景を醸し出していましたがあまり風流とばかりは言えないようで、黄砂やスギ花粉の影響もあるようでなんとも悩ましいかぎりです。

福井市長の昨日のインスタグラムから掲載させていただきました

昨日は福井市の西行茂市長に表敬訪問いたしましたが、市長のインスタグラムにその時の様子がさっそく発信されました。今やSNSを通して世界中に即座に発信されまさに情報化社会の真っ只中!マスコミが報道するニュースよりも断然早く情報が広がりを見せていくようです。



さて、本日は来る20日の涅槃会の御供物となる花団子作りが早朝より始められていました。孫の芭月も小学校を卒業し今が春休みということもあり花団子作りに加担していましたが、日頃からお手伝いくださる皆様が手際よく蒸し上がった米粉に色を混ぜながら上手に作っていました。

本日、大安禅寺で行われている 涅槃会お供え物の花団子づくり

孫の芭月が 作業の手伝いをしています
枯木堂では新命和尚と職員達が彼岸会並びに涅槃会の設えに当たっており、約350年前、卑山創建当初の福井藩御抱え絵師・狩野元昭作の大涅槃図が掛けられ準備が進んでいるようです。

枯木堂の準備のようす

自坊に帰山すれば必ず境内を一周するのが日課で、現在も諸堂修復工事が順調に進められており現場を視察しながらゆう散歩を満喫しています。都会とは違い大安禅寺は山の中腹に建てられているため、ダイナミックな自然界の春の風情を味わうことが出来大満足です。

幕末の歌人・橘曙覧(たちばなのあけみ)が大安禅寺で詠んだ一句「いつ来ても 世離れはてし この寺は 門入るからに 心地異(け)にする」が自分の境地として蘇ってくる故郷での休息となっています。ずいぶんと暖かくなって参りましたがお風邪などにお気をつけてご自愛ください。友峰和尚より


