和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4562話 】
2026年 02月 12日 談

 

 

暖かく穏やかな朝を迎え、境内を一周し早春の風情を堪能しながらも大雪で傷んだ草木に心を寄せました。北陸の冬の風物詩ともなっている「雪吊り」をした樹々さえ今年の大雪を受け枝が折れたりして哀れな姿を見せています。

 

1月の大雪で倒壊した 室外機のカバーとモッコウバラ

晴れ間のうちにカバーを起こし、モッコウバラを剪定しました

 

「一樹春風両般有り 南枝は暖に向い北枝は寒」というこの時期の禅語がありますが、暖かい春の風を受けて極寒を耐え抜いた植物も新芽を膨らませ、傷ついた枝たちも修復するかのように重い雪を押しのけて立ち上がろうとしています。自然の営みは色々な事を人間に教えてくれますが、“気づき”が無ければあるがままにスルーするばかりです。

 

雪の中から 太陽に向かって起き上がろうとしているツツジ

日陰には まだまだ雪が残ります / 睡蓮鉢とマンサクの木

 

また今年も大活躍した除雪機にも感謝の言葉をかけました。機械を操作するのは人間なれど除雪機が無ければ為すすべも無しの今年の豪雪!されど健康で無事に過ごせている自分に感謝の言葉しか有りません。

 

 

「なにものの おわしますかわ知らねども かたじけなさに涙こぼるる」の歌の如くに、何よりも何よりも大切なことは「無事」である事だと感得するばかりです。御来寺くださる参詣者皆様が無事で有る事を祈るばかりの今日この頃です。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

 

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