和尚のちょっといい話
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友峰和尚のちょっといい話 【 第4556話 】
2026年 02月 06日 談

大安禅寺の自室から望む 早春の空の風景
「春はあけぼの ようよう白くなりゆくやまぎわ少しあかりて 紫だちたる雲の細くたなびきたる」とは平安時代の随筆家・清少納言「枕草子」の巻頭の文ですが、大安禅寺の早朝の風景はまもなく同じような情景を見ることが出来ます。

本日も鎮守堂から望む山々には朝もやがかかり、実に幽玄な雰囲気を醸し出していました。大安禅寺が建立される以前の寺院“田谷寺(たのだんじ)”は実に今から約1200年ほど前の奈良時代、元正天皇時代(680~748)からの霊地で、創建当初には48坊の寺院があった場所と言われており現在も当時の面影を偲ぶことが出来ます。

開基堂にて 石垣の修復工事が行われています


自坊に帰参した際には自室の裏山にある鎮守堂に必ず参詣していますが、現在は雪が深く外側からお参りしました。現在は開基堂基礎石垣の修復工事が行われていますが、約300年ぶりの大々的な修復工事となっており興味深く現場を視察し、何もかもが目新しく感じ興奮する自分を覚えたものです。

午後 宝勝寺にて
「歩々是れ道場」という禅語がありますが本当に日々の生活の一歩一歩が人生の修行で、自分のこれまでに歩んできた人生約78年の心境など誰ひとり知る由も無く、ただひたすら「己事究明(こじきゅうめい)」の大切さを痛切に感得する今日この頃です。「刻苦光明必ず盛大なり」の言葉は真実です!皆さん頑張って参りましょう!!負けてたまるか!友峰和尚より



