和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4546話 】
2026年 01月 27日 談

 

冬の兼六園 ( 無料提供画像より引用しました )

 

北陸地方は雪が降りしきる中での衆議院議員選挙出陣式となったようです。禅語に「銀椀に雪を盛り 名月に鷺を蔵す」(ぎんわんにゆきをもり めいげつにろをかくす)とあるように、お互いに主義主張や公約は異なれど和合の政治を願いたいものです。

 

いったん小康状態となった 北陸地方の雪

 

「俺が俺がの我(が)を捨てて お陰お陰の下(げ)で暮らせ」とは全くにその通りで、現代社会を生きていく中で最も大切なことは相手を思いやる心で、常に「おかげさま」「おつかれさま」の言葉が仏教の教えでもあります。

 

次の降雪に備えて 着々と除雪中

 

釈尊は「四十九年一字不説」と常に実践の行を旨としました。確かに真理は自己体験する以外に人に伝える方法は無くまた真理を説く言葉さえありませんが、それでも「ありがとう」「おかげさま」の言葉は誰にでも言える「思いやり」の言葉です。議員の皆様が市民に声を枯らして訴える政策の中に「ありがとう!おかげさま」の心が含まれているかを確かめてみるのも良いかと思います。

 

 

子供達が通学する途中で「おはようございます!」と元気な声で除雪作業をしている人に声を掛けている姿は仏の姿です。「銀椀に雪を盛り 名月に鷺を蔵す」ごとき無心無我の日々を歩んで行きたいものですね。本日も沢山の心温まる誕生日メッセージを頂き心から感謝申し上げます。寒さ厳しき折、くれぐれも暖かくしてお過ごしください。友峰和尚より

 

 

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