和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4535話 】
2026年 01月 16日 談

ふれあいパーク霊苑 奥の院 しだれ紅梅

 

この時季としては比較的に暖かく穏やかな日が続いていますが、皆様にはお元気にお過ごしの事とお喜び申し上げます。1月も早や半月が経過し、気持ちも随分と切り替わり心のどこかに春を待ちわびるほっこりとした気分の中にいます。

 

千樹園(加賀市大聖寺)の 巻下さんと

 

午前中には庭師の巻下さんが卑山霊苑植栽の消毒作業に来ておられ、作業を終えたのち新年のご挨拶に立ち寄ってくださいました。新年茶礼を催しながら話題は庭造りと日本の名勝談義となりましたが、卑山霊苑のバラや立木剪定の際の巻下さんの優れた技術力にも触れ本当に有難く感謝しています。

 

ふれあいパーク霊苑のバラ 2025年6月

 

苑内の 小さな植栽

 

何事もそうですが、心のこもった作業は植物の姿にも現れてくるもので、毎年5月から10月にかけて見事なバラの花を咲かせています。最近では外国人観光客の方も霊苑内を見学され、薔薇の花を背景に写真を撮られる方を多く見かけるようになりました。霊苑内で記念写真を撮られる事も珍しい光景では有りますが、それほど美しく色々な花が咲き競う姿は御見事としか言いようがないほどです。

 

昨日夕方 (株)豊蔵組顧問の江川氏とともに

 

さて朝一番に霊苑内を巡回し、「奥の院」の紅梅の木の小さな蕾に感動しました。梅の開花の季節はまだ先ですが、小さなつぼみを見ていると気持ちが和むものです。春の季節は良いですね!今が北陸で一番厳しい冬の季節であることを忘れてしまい「小さい春、小さい春、小さい春見つけた!」と思わず替え歌を口ずさむ自分がいました。

 

しだれ梅の小さなつぼみ

 

世の中の喧騒を離れ一人きりの自分もなかなか風流です。大学時代の俳句同好会の仲間の一句に「何事も 嫌になりしや 冬空仰ぐ」というのを思い出します。本当に生きているのが嫌になる時も多々あることかと思いますが、そんなときは自然の有り様をジッと観察すると生きる力が湧いてくるものです。「何をくよくよ北山時雨 思い無ければ 晴れて行く」という歌も有りますように、元気を出して参りましょう。友峰和尚より

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